不注意による故障

 これは、管理人の不注意で壊してしまったときの顛末記です。

 

 管理人が本サイトをUpdateするのに使っているPCとは「別のPC」があり、処理速度が速く「USB3.0」も付いていますので、「音声信号の周波数分析用」「ファイルのバックアップ用」などに使っています。
 管理人が別会社に異動する時に「記念品」として頂いた「商品券」に「諭吉」を何枚か足して購入したものですが、「4K解像度で見たかった」のではなく、Google Map などを「広大な画面」(3840 x 2160) でキャプチャーするのが目的でした。
 当時は「デスクトップPC + 4K対応のビデオカード + 4K解像度のディスプレイ」を購入するよりは、「4K解像度ノートPC」を買うほうが安かったと思います。

 

 

 でも、4K解像度の画面だと、文字がかなり読みづらいです。

 

 

 ですので、広大な画面を取り込むとき以外は、「フルHD」で使っていましたが.....

 

 

 ある日、不注意でキーボード上に液体をこぼしてしまいました。

 

 

 こぼした時は、ストロークが浅くて、叩いても「ペタペタ」といった音しかしないキーボードなんて、TVのリモコンみたいに「中でみんな繋がってるんでしょ?」なんて甘く考えていて、表面だけ拭き取りましたが.....

 

 

 ところが、翌日にはいくつかの「キー」が押されっぱなしになったような状態になり、ログイン画面が出ても、パスワードを入れて起動させるところまで辿り着きません。

 

 今考えると、液体をこぼした直後に、キーボードを表裏逆さまにして、底面から丁寧に拭き取っていたら、こんなことにはならなかったのかもしれません。
 更にその翌日には、電源オンしても数秒後に「プシュン」と電源が切れるようになりました。

 

 

 1週間くらい放置すると、起動はするようになりましたが、キーボードは全く機能しなくなりました。
 でもこれなら「外部キーボード」をUSB接続することで使えるようになりましたが.....

 

 

 「これでは、ノートPCじゃない」と思い、メーカーに修理を依頼。
 購入から6年以上経過していて、「バッテリーが消耗していて、満充電の1/3程度までしか充電しない」状態だったのと、「POWER」ボタンが擦れていたのと合わせて修理を考えました。

 

 

 

 

 ところが、バッテリーの在庫が無く、「入荷まで1ヶ月以上はかかりそう」とのことで、バッテリー交換は諦め、更に「POWER」ボタンの交換については「ボタン単品ではなく、トップパネル全体の交換」となり結構な金額。
 この3つを依頼すると「¥100,000以上」になるようでしたが、キーボードの修理だけだと「¥30,000程度」で済みました。
 (大きくて重いため、外に持ち出したりはしないので、バッテリーが機能しなくなっても大丈夫です。)

 またHDDにも液体がかかっていて、今後動かなくなる可能性も指摘されましたが、HDDを新品交換すると「データも初期化」されてしまいますので、「そのまま」にしておきました。
 購入から6年以上しているPCですので、そんなにお金を掛けるよりは、使えなくなったときに備え「重要なデータだけバックアップ」しておいて、使えなくなったときに同等品を中古購入したほうが安価なように思います。
 それに今は、ノートPC本体の画面に「4K」の必要性を感じていませんからね。

 

 

 PCのキーボード上には、「液体をこぼさないよう」くれぐれもご注意ください。
 「デスクトップPC」のように「キーボードが独立」している場合、「キーボードを交換」すれば、直ぐに復旧できますが、キーボード含め一体化された「ノートPC」だと、復旧には時間が掛かる場合がありますので、現在は、こんな風にして使っています。
 (おっちょこちょいな管理人の場合、「また、やらかすのは間違いない」ですから.....)

 

 「サランラップ」では、薄すぎて耐久性が無いみたいですし、かといって「クリアホルダー」では、硬すぎて隣のキーまで押下してしまいそうで、丁度いい厚みのものを探していましたが、ここでは「Ziploc」の袋を開いて、周囲を6mm幅のマスキングテープで止めています。
 これなら、液体をこぼしても、すぐに拭き取れば大丈夫?

 本体色にもっと近い色のマスキングテープを入手したら、張り替える予定です。

 

 2014年春に新品購入したこのPC ですが、Win8.1 → Win10 に Upgrade したので、2025年10月14日まではサポートが受けられそうですし、4K動画もスムーズに再生できますので、処理速度には特に不満はありません。ちなみにCPUは、Core i7-4700HQ 2.4GHz。
 購入から10年も使うことが出来れば、「まあまあ、元は取れたかな?」という感じですが、ビンボー人の管理人ですから「あと数年は」使うと思います。

 管理人が最初に触れたPCは、1989年11月に発売された「PC-9801RA51 / 80386 20MHz」でしたが、動作したのはWin3.1までで、1995年に登場したWin95 はサポート対象ではなく、PC-9801RA51が最新OSを使えたのは発売から約4年でした。
 一方で管理人が持っているDynabookの方は、2021年に10月にWindows11が登場するまでの約7年半の間、最新OSが使えたことになります。
 当時と比べると、PCやOSの進化するスピードは鈍化しているのかもしれませんね。

 

 

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