別個体を入手

 こちらは、「故障かな?」ではなく「故障だった」事例ですが、「修理する」以外の方法で復旧させた事例。

 

 ハイビジョンまでのビデオ信号が出力できる機器 (シバソクの「TG35CX」) ですが、ある日電源を入れてみると、うっすらと煙が出て、何かが焦げたような臭いが.....

 

 いつまで待っても液晶パネルに「メニュー画面」が現れず、プラグを抜いて電源を再投入しても同じで、今回は「故障」のようです。

 ただし本機器は、新品で購入すれば「¥3,000,000程度」したはずです。
 それをヤフオクで「¥10,000程度」で購入したのですが、もしメーカーで修理してくれるとしても、「¥10,000程度」では済まないような気がします。

 

 

 ところで本機の背面を見ると、拡張スロット、シリアル/パラレル・インターフェース、USBコネクター、更にはマウス/キーボードのコネクターまであって、まるでデスクトップPCの背面みたいな.......
 実は「PC」がベースになっているのかもしれません。

 

 もしかしたら、電源が壊れていて、PCパーツを扱うショップで、本機に使えるような電源を見つけて買ってくれば、¥10,000程度で何とかなるかも?と思い、天板を外そうとしましたが、なにかロックがしてあるのか、ネジを外しただけでは天板は外れそうにありません。
 (一番上の写真でフロントパネルの左上部が浮いているのは、開けようとしたものの一旦諦め、ネジを閉めるときに、フロントパネルの左上部ををちゃんと押さえなかったからです。)

 

 その後、1ヶ月程度そのままでしたが、ある日ヤフオクで同型機の動作品が「¥1,000」で出品されているのを発見し、あっさり落札。(競り合いにはなりませんでした)
 送料も含めれば、数千円の買い物ですが、それでも最初に入手したものを直すよりは安価な気がします。

 

 

 あとから入手したほうは、オプションの「HDMI出力端子」も付いていますが、「幸い」なことに、これも動いているようです。

 

 

 管理人のように、新品では到底手が届かなかった様な機器を、中古で激安で入手し故障した場合、それを修理しようとするよりも、別の個体を入手したほうが安くすむ場合もあるかもしれません。

 なお、最初に入手した「TG35CX」は、部品取り用として保管しています。
 (そのうちに天板を開ける方法も見つかるでしょう)

 

 

 

 

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