これは熱で変形してしまったレコードです。
30年以上昔の話ですが、レコードを購入した後、30cm角もあるレコードを持って歩くのが面倒で、車内に置いて別のところに出掛けてしまいました。
数時間後に戻ってきたのですが、家に帰ってきてから取り出しているとビックリ!
演奏させてみると、カートリッジがピョンピョンと跳ねて、トレース出来ませんし、針が傷みそうです。
カセットテープやCDは、炎天下の車内に置いたままでも、数日くらいなら大丈夫ですが、レコードは数時間でダメみたいですね。
そういった意味でも、カセットテープやCDは、愉しめる場を大きく拡げたと言え、その功績はとても大きかったと思います。
熱で変形したこのレコードは何の役にも立ちませんが、なぜか捨てずに実家に保管されていました。
「いつかターンテーブルに吸着システムを追加すれば演奏できるかも?」なんて、当時は考えていたのかもしれませんが、それよりはもう1枚買ったほうが安いです。
その後は、CDが主流になったので、吸着システムは購入しませんでしたけどね.....
こんな恥ずかしい失敗をする人は、管理人以外にはいないのかもしれませんが、中古レコード店を何件も廻って、「やっと手に入れたレコード」が、買った後でこんなことになってしまっては大変ですので、ご注意ください。