レコード盤みたいなCD

 ここでは、レコード盤みたいに見えるCDを紹介します。

 

 これは岩崎宏美さんのアルバム「ディズニー・ガール」で、2007年に発売されたCD。紙ジャケットです。
 レコード盤のようにも見えますが、中央の穴が大きいので「レコード盤ではない」と判りますよね?

 

 1983年にLPで発売されたものも当時購入していましたが、CD版も買ってしまいました (笑)。
 「You Are Too Beautiful」や「Someone To Watch Over Me」などのスタンダードナンバー10曲をカバーしたものでしたが、CDでは「ボーナス・トラック」として、6曲 (こちらは、カバーではないです) が追加されています。

 

 

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 これは、三菱ケミカルメディア株式会社から「Phono-R」という商品名で発売されている「CD-R」ですが、レーベル部分と音溝部分のバランスからすると、シングルレコードを模したのですかね?

 

 「データ用 CD-R」は、上の写真に示す色だけみたいですが、「録音用 CD-R」には、5色のカラーバリエーションがあります。

 

 

 

 こんな感じのパッケージで販売されています。
 外装フィルムにトーンアームが印刷されていて、一部が透明になっていて中のCD-Rが見えていますが、演奏中のレコード盤のように見えます。

 

 

 

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 これは、かつての「ドーナツ盤」のようにも見えますが.....

 

 よく見ると、穴の状態が「ドーナツ盤」とは異なります。

 

 裏面を見ると、「CD-R」であることが判ります。

 

 

 これは「MEG-CD」というもので、かつての「ドーナツ盤」を、「CD」の形で復刻させたものですが、出来るだけ「ドーナツ盤」の雰囲気を再現させようとしています。
 ジャケット写真も、もちろん「CDサイズ」で再現されています。
 注文が入る毎に「オン・デマンド」で作るので、キャンセルは出来ないようです。

 

 

 実際のシングルレコードと比べると、これだけ大きさが違っています。

 

 左上が「シングルレコード」、右下が「MEG-CD」です。

 

 

 「MEG-CD」ですが、レーベルの大きさや、音溝部分の仕上げが似た、この「CD-R」を使っているのでは?と思われます。

 

 

 先ほどの「CD-R」と同じく、これも「三菱ケミカルメディア株式会社」から発売されています。

 

 「冬のオペラグラス」は、1986年に発売された新田恵利さん (おニャン子クラブ 会員番号4番) のデビューシングルで、当時の「なるほど ザ・ワールド」のエンディングテーマにも使われていました。
 管理人が「就職したばかりの頃を思い出す曲」のひとつですが、「歌は世に連れ」「世は歌に連れ」ということですかね.....

 

 

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 これは、2018年10月に発売された、新谷良子さんの歌手デビュー15周年ベストアルバム「BEST BAMBI BOX 2」
 (ランティス LACA-9649-50)
 2011年2月に発売された「BEST BAMBI BOX」に続く、「ベストアルバム」の2作目 (2枚組CD) ですが、「シングル盤」風にデザインされています。

 

 

 

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 これは、「悠木碧さん+竹達彩奈さん」によるユニット「petit milady」の4th-Live「ラ・プチミレッタ ~ 小さな淑女の童話歌劇」の「DISC 2 (CD) 」ですが、「シングルレコード」のようにも見えます。(UNIVERSAL MUSIC POXE-1407) 

 

 「まさか」とは思うのですが、「新谷良子さん」や「プチミレ」のファン層に「レコード盤を知る方も、結構いる」ということ???

 

 

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 これは、「10cc」の3rdアルバム「オリジナル・サウンドトラック」というもの。
 「33 1/3」と記載されていて、LPのレーベルを模したものと思われます。

 

 

 ジャケットも「LPレコード」のように「紙製の見開き」で、横からCDを取り出します。

 

「肖像権」とか「著作権」に触れないように、画像はぼかしています。

 添付ライナーノーツに拠れば、このアルバムは、「架空の映画のためのサウンドトラック」という設定の下に作られたコンセプトアルバムとのこと。

 

 

 

 これは、MJQ (THE MODERN JAZZ QUARTET) の「CONCORDE」というアルバムです。

 

 「CD」なんですが、「LONG PLAYING MICROGROOVE」という表記が見え、LPのレーベルを再現したものと思われます。

 

 

 

 これは、「エロール・ガーナー」の「ミスティ」。

 

 これも「CD」なんですが、「LONG PLAYING HIGH FIDELITY」という表記が見え、LPのレーベルを再現したものと思われます。

 

 「CONCORDE」も「ミスティ」も、パッケージが「紙ジャケット」です。
 パッケージが「紙ジャケット」のCDだと、ディスクのレーベル面が「LP」っぽくなっているものが少なくないようです。
 「全部」というわけではないのですが、管理人の持っている「パッケージが紙ジャケットのCD」だと、「半分」くらいですかね?

 

 

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