フランク・プウルセル・グランド・オーケストラの「O嬢の物語」というLPです (東芝EMI EOS-80404)。
B面の2曲目「60000フィートの飛行 (原題:60000 Feet) 」という曲が、管理人が学校に通っている頃、とある民放FM番組のオープニングで使われていましたが、この曲は他にも多くの番組で使われていたようで、聴けば昔のことを色々と思い出す方もいらっしゃるのでは?と思います。
フランク・プウルセル・グランド・オーケストラの楽曲としては「コンコルド (原題:Condonde) 」とセットでこの2曲が特に印象に残っています。
この楽団、日本でもファンクラブが運営されるほどの人気があったようですが (「O嬢の物語」LPの裏面に記載 )、21世紀に入ってからはあまりポピュラーではなくなったようで、CDも日本国内ではあまり発売されていなくて、「60000フィートの飛行」は、ベスト版CD
(東芝EMI TOCP-51012) にも収録されていません。
一方で、フランスにはこの曲が収録されているCDがあり、Amazon.co.jpで入手することが出来ました。(EMI 5099999311728、Remastered
in 2013。生誕100周年を記念してリリースされたもの)
しかしながら、当時を知る管理人としては、「LPで持っていたい」と思い、探していたものです。学生だった頃は、お金がなくて買えなかったんですよね。
1970年代には、「イージーリスニング」と呼ばれるジャンルの音楽が流行っていて、もっと前には「ムード音楽」とも呼ばれ、そういったジャンルの音楽が全米ヒットチャートの上位に入ることもあったようです。今ではちょっと考えられませんよね。
「日テレ」や「BS日テレ」で深夜に放送されている「音楽のある風景」では、他にも懐かしい洋楽が映像付きで愉しめるので、録画したものを時々観ています。楽曲は一部分しか愉しめませんが、管理人の知らなかった当時のエピソードなどを知ることが出来て、「これはこれでアリ」で、好きな番組です。
番組内で紹介されているCDは、まだ買ってませんけどね、映像付きのほうが圧倒的に愉しいので.....(笑)。
PV集で出してくれたら、直ぐにでも買うのに.....と思っています。
管理人としては、「ポール・モーリア・グランド・オーケストラ」だけではなく、「フランク・プウルセル・グランド・オーケストラ」とか、「フロイド・クレーマー」のCDが、日本国内でも、もうちょこっと多くリリースされていても良いのではと思っています。
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「EMI」と聞くとレコード会社を思い出しますが、かつては CT (Computed Tomography) を発明した企業でもあったんですが、知ってました?