これは、Hyper Elliptical と呼ばれる針のひとつですが、メーカーによっては「S楕円針」とも呼ばれるようです。
まずは斜め前方から、針先とカンチレバー全体を捉えたもの。
針先を更に拡大。
面取りしているようには見えませんが、円錐部とその下の円柱部の境界線は、「単純な円形ではない」ように見えます。
斜め後方から見た様子です。
こちらも面取りしているようには見えませんが、円錐部とその下の円柱部の境界線は波打っているように見えます。
前方から見た様子です。
後方から見た様子です。
真横から見ると、切削面は前面と後面で急角度になっていて、左右の切削面は、やや緩やかな角度になっています。
正面から見ても、横方向は切削角度が急でないことが判ります。
これは、上から見た様子。奥行き方向が写らないので、これでは判りにくいですね。
倍率を上げて正面から見た様子。
側面から見た様子。
正面 (左側の写真) と、側面 (右側の写真) を比較したもの。
これは、動画で捉えたもの。
針先の前後は非対称で、後面に比べると前面の方が「カンチレバーに近いところ」まで切削されていて、「面取り」ではなく「丸く」切削されているように見えます。