SAS (Super Analog Stylus) と呼ばれる針です。
まずは斜め前方から、針先とカンチレバー全体を捉えたもの。
「Hyper Elliptical 針 (2) 」と同じカートリッジ用の針ですが、こちらのカンチレバーは「ボロン製」のようで、黒いです。
針先を更に拡大。
これは、斜め後方から見た様子。
これは、斜め前方から見た様子。
針の根元部分ですが、手前のカンチレバーが映りこんで、切削してあるように見えています。
撮り方をもう少し工夫してみます。
これは、斜め後方から見た様子。
これも、針の根元部分を切削してあるように見えていますが、正面から見た写真を見ると、カンチレバーが映り込んだものが見えているようです。
これは、真横から見た様子。
これは、正面から見た様子。
これは、真上から見た様子です。
さらに倍率を上げ、正面から見た様子。
左右が完全には対称に削れていないようにも見えますが、ダイヤモンドの小片の先端を「円錐状にしたり、面取りをする」のに比べて、「左右両側に一定の厚みのある突起部分を残しつつ切削する」というのは、管理人のような素人が考えても、「かなり手間の掛かる、難しい作業ではないか?」と推測します。
光の当たり具合に起因するものかもしれませんので、時間のあるときに、また見てみます。
側面から見た様子。
これは、正面 (左側の写真) と、側面 (右側の写真) を比較したもの。
正面から見た形状に特徴があり、この針が最も音溝との接触幅が広く、針の先端部が磨耗しても奥行き方向の厚みが変わらないような形状で「長寿命」ということなのでしょうね。
これは、針先を回転させながら動画で撮影したもの。
「丸針」や「楕円針」と比べると随分違うことが判ると思います。