治療に要する費用のこと

 ここでは、糖尿病になった場合に、治療に要する費用について述べます。

 管理人の場合は、既にインシュリン投与を始めていますが、インシュリン投与を始めた場合、血糖値測定器が貸与され、毎食事前と就寝前で、「4回 / 日」測定することになりますが、「穿刺 (せんし) 針」と「測定チップ」は毎回交換する必要があります。
 速効性のあるインシュリン「ノポラピッド」を「朝:7単位、昼:6単位、夜:7単位」、持続性のあるインシュリン「トレシーバ」を「夜:11単位」使っている管理人の場合、インシュリンに掛かる費用は、保険適用による「3割負担」で、約¥5,000 / 月です。(「針」、及び同時に処方されている「コレステロールを減らす薬」も含みます)
 また、1日4回行う血糖値の測定に要する「穿刺針」と「測定チップ」の費用が、「3割負担」で¥7,000弱 / 月で、病院で支給されます。
 更に、病院で採血をしてHbA1cなどの測定を行いますから、医師の診断なども合わせ、¥2,000弱 / 月要します。

 合計で約¥14,000 / 月 くらい要しますが、合併症が進行して失明したり、人口透析にでもなったら、更にコストを要するようになると思っています。
 おそらく糖尿病が完治することはないでしょうから、「食生活の改善+インシュリン」でHbA1cが低い状態を維持し続けることが最適か?と考えています。

 でも、糖尿病を発症していない方の場合は、日頃の食生活などを見直すことで、約¥14,000 / 月 の出費は回避できると思いますよ。

 

 なお、「インシュリン」を用いた治療ではない患者が、血糖値を測定する場合は「自主的に測定する」ことになり、「測定に必要な器具」「穿刺針」「測定チップ」は、全部自分のお金で買うことになります。
 どこの薬局にも置いてあるわけではないので、入手にもちょっと苦労しますし、購入時に住所と名前を書く必要がありました。
 また使用済みの「穿刺針」と「測定チップ」は、一般のゴミとしては捨てられないので、病院内の定められた場所に捨てています。

 

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