入院するまでの経緯

 管理人の場合ですが、2012年の秋に糖尿病と診断されました。

 お盆の頃から、のどが異常に渇く一方で、トイレに頻繁に行くようになりました。水分を採ればトイレが近くなることくらい判っているのに、のどが異常に渇くので、何か飲まないと居られないという状態で、舌を見ると真っ白です。9月に入ると更に体全体がだるくなってきて、土日しっかり休養しても、全然疲れた感じが取れません。

 当時まだ糖尿病について管理人は何も知らなかったのですが、食欲も落ち、ビールを飲んでも全然おいしいと思えなくなっていて、口当たりのいい飲料ばかりを飲んでいました。日中も夜中も1時間に1回以上の頻度でトイレに行きたくなるので、ろくに眠れません。

 会社の中にある診療所に行ったのですが、「夏なのでね.....ちょっと様子を観ましょうか?」と言われ、特に問題視はされませんでした。
 でも 会社にいても1日がとても長~~く感じます。夕方まで会社に居るだけでもかなりしんどいです。家に帰って早々に寝ても何度も何度もトイレに行きますからぐっすり眠れるわけではありません。
 また、眼も急激に悪くなってきていて、そのときは「糖尿病」が原因とは思わなかったので、メガネを作ってもらいました。以前測ったときは「0.7」前後だったので、次の免許の更新の時には「メガネ要」になるかも?と思っていましたが、このときは「0.1」もないような状態でした。

 「ちょっとこれはおかしい、様子を見てる場合じゃない」と思って、金曜日だったと思いますが、会社の近くにある病院に行きました。午前中病院に寄って、何か薬でも貰って、午後から会社に行くようなつもりでいました。
 医者も最初は、よくある「夏バテ」かと考えていたようですが、採血をしたところ、血糖値が「700」あり、「紹介状を書いてあげるから、この病院に行って下さい。今日必ず行ってね!」とのこと。「血糖値の標準は?」と訊いたところ「100だよ」と言われました。

 紹介された病院ですが、電車に乗って行く必要があります。健康だったら、どうってことのない距離ですが、その時はとても遠くまで行かなくてはいけないように感じました。

 会社には「すみませんが、今日は休みます」と連絡、この時には、「週末明けには会社に行ける」かと思っていましたが、紹介された病院に着いて、もう一度採血をしたところ血糖値は「500」、さっきより下がっていますが、まだ重症な値とのことで、即「入院」となりました。

 

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