「最近行っていること (2) 」のページでは、1回の食事で約50gの炭水化物/糖質を摂ると、インシュリンの投与量に釣り合うように思っていましたが、2018年に入ってからは上昇傾向になってきました。
自分の膵臓から分泌されるインシュリンが、更に減ってきたのかもしれません。
1回の食事で摂る炭水化物/糖質の量を30gにすることで減少傾向となり、7.0を切ることもありましたが.....
その後再び増加傾向になり.....
HbA1c値が「7.5」に達した時点で、病院から勧められたのが、この「Free Style リブレ」というもので、アボットジャパンから発売されているものです。
上腕部にこんなセンサーをつけ、そこに本機を近づけることで、何回でも血糖値が測れますし、過去8時間の血糖値がセンサーから転送されますので、8時間以上空けないようにして、何度も近づければ、連続した血糖値の変化が判ります。
(なお、センサーは14日で交換要で、「使い捨て」です。)
着ている服が若作りなので、「スカートと女のコの太もも?」に見えなくもないですが、これは60歳直前の「おじさんの二の腕」ですよ (笑) 。
正確に言うと「血管の中のグルコース濃度」を測定しているのではなく、「間質液の中のグルコース濃度」を測定していますので、血管の中の血糖値の変化よりは遅れて変化しているのですが、それでも「朝食前/昼食前/夕食前/就寝前」の4ポイントしか判らないよりは、実際の変化がよく判ります。
Web上の情報に拠れば、2014年に欧州で発売され、日本では2016年5月25日に承認され、2017年9月1日より保険適用となったとのことで、管理人が糖尿病を発症した2012年夏には、まだ世の中に存在しなかったようです。
これは、使い終わったセンサーで、両面テープを剥がした状態。
透明な蓋を外してみました。
中には「IC」などの部品とボタン型の電池があるようです。
透明な蓋の裏側にも、何か重要な部材があるのだと思います。
当時管理人は、血糖値管理に「飽き?」始めていて、下の表も殆ど記入しなくなっていましたが、この装置にはちょっと興味が沸いてきました。
夕食の2時間前くらいに測定してみて、このままだと、夕食前でも「血糖値が150を大きく超えている?」と思われる場合は、ここで「1~2単位」くらい「追いインシュリン」をするという「ズル」も出来、「手動のインシュリンポンプ?」みたいなものです。
管理人の場合ですが、「ノポラビットを1単位打つと、血糖値が約25下がる」と思っています。
パソコンに接続し、専用ソフトを起動すれば、紙に出力することも出来、これは1週間単位で印刷した例ですが、血糖値の推移がわかります。
「Free Style リブレ」の中には過去3か月分の記録しか残りませんが、紙に出しておけば、それより前の記録も残しておけます。
管理人の場合、このグラフ上に「何を食べたのか」も記入していて、「ああ、こういうことをすると、こうなっちゃうのね」ということも判ります。
6月14日の就寝前は、血糖値が低く、翌朝に低血糖になるカモ?と思ったので、シュークリームを1コ捕食しています。
こういったことを続けていた結果、2021年7月13日現在のHbA1c値は「6.2」まで下がり、管理人の糖尿病発症が判った2012年夏以降では最小値になっています。
さて、センサーのロットによっては、こういったメッセージが何度も現れることがあります。
こういったセンサーを使っていると、「日内グラフ」も途切れ途切れです。
こういった現象が起きたときには、「リブレ」の製造元に連絡してください。
「ロット不良?」と思われるセンサーは送り返す必要がありますが、代わりのセンサーを送ってもらえます。
管理人の場合、電話した翌々日に新しいのが着きました。