量子化ビット数

 次は「CDは16bitなのに対し、ハイレゾはそれ以上あるから情報量が多く、音が良い」という話。

 16bitなら最大で2の16乗 = 65,536段階に、24bitなら最大で2の24乗 = 16,777,216段階にサンプリングされるわけですから、細かくサンプリングした音のほうが、「より原音に近い」というのは正しいと思います。

 ここで、ダイナミックレンジがどのくらいになっているのかを考えますと、
16bitのCDなら20×log(65,536)=96dB、24bitのハイレゾ音源なら、20×log(16,777,216)=144dBとなります。

 

 でも先に管理人の部屋で測定した暗騒音 (但しここには、マイクのプリアンプのノイズも含まれます) と、管理人が普段聴いている音量の差は50dB~60dBくらいしかないようで、よほど静かな部屋か、ものすごい大きな音を出してもご近所から苦情の来ないような環境の部屋でない限り、「96dBのダイナミックレンジでは足りない」ということは起きないような気がします。(ここでは、もちろん空調はOFFにして測定しています。)
 24bitになったことで再現できるようになった微小なレベルよりも、部屋の暗騒音のほうが大きいようでは、聞き取れないのではないか?というのが、耳の肥えていない管理人個人の見解です。

 

 これが暗騒音

 

 

 これが、オープンリール再生時にスピーカーからの音を拾ったもの。

 

 

 ただし、録音時に24bitで録音しておくことには十分に意味があることで、マルチチャンネルで楽器毎に録音したものを、様々な信号処理をを行って2チャンネルの信号に落とし込んでいくわけですから、その過程においては16bitよりも細かく処理されていたほうが、最終的な16bitの信号は滑らかな波形になるであろうと考えられます。

 

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 またまた余談ですが、音楽を聴いているときに空調が入っていると、どうしてもその音が気になりますよね。
 そういう意味で管理人は、空調なしでも快適に音楽が楽しめる「春」か「秋」が好きですね。
 「夏」は空調なしで聴いていても快適ではないですし、「冬」に暖房をガンガンかけて頬が火照った状態でも良い音に聞こえない気がします。酔っているときはなおさらです。
「冬」でも、寒いのを我慢して空調なしで聴いたほうが「良い音」に聞こえる気がします。

 

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