計測用のマイクロホンでスピーカーから出ている音を拾っているときに、思いがけないものを見つけました。
それが、以下です。
これは、38cm/sオープンリールを再生していたときのものですが、20kHz付近にピークが出ています。でもこれは音楽成分ではなく、このときに起動していたノートPCから出ているものでした。(ノートPCの電源を落としたら消えましたので)
こんなに高い音は、もちろん管理人には聴こえませんので、全く問題は無いんですけどね。でも音楽成分よりは大きな音です.....
「ダウンロードしたハイレゾファイルをPCとUSB-DACを使って再生する」といったことが提案されています。
管理人が持っているこのPCは古い機種で、液晶パネル/バックライト/HDDをオリジナルの状態から交換しているものですので、「このPCは、ハイレゾを愉しむのには適さない」ということで構いません。
でも、「Hi-Res Audio」のロゴをつける機器であれば、「ハイレゾオーディオ」がカバーする全周波数帯域に渡り、「機器から放射される音が、通常聴くような音量に比べて十分に小さなレベルである」ことをカタログ等に仕様として記載すべきでは?と管理人は思います。(加齢で耳の衰えた管理人には、聴こえませんけどね)
「ハイレゾ」は、20kHz以上が再生できることを「ウリのひとつ」にしているのですから、「聴こえない音なんだからイイじゃん!」とは言えないかと思いますが、20kHz以上の領域で再生音以上の音が機器から出ているようでは、何を聴いて違いを感じているのか判りませんからね。
なお、日本オーディオ協会のWebサイトには、「ハイレゾ」の条件/定義が記載されていますが、上記のような条件はないようです。
もう1回マイクロホンを借りる機会があれば、他のPCとかiPadなども測ってみたいと思っています。
(借りるだけでも、結構高いんです.....)