ネット上では、高齢者ドライバーによる事故の原因のひとつとして、「ハイブリッド車のシフトレバー」を挙げている方もいます。
(なお、HYBRID車の中には、AT車に近いシフトレバーになっているものもあるようです。)
AT車に慣れた管理人から見ると、あまり違和感の無い配置ではありますが、ずっとマニュアル車に乗ってきた方から見ると結構違いますよね?
AT車が普及し始めた頃にも「シフトレバーの入れ間違い」による事故があって、マニュアル車からHYBRID車に乗り換えた場合にも、似たようなことが起きているのかもしれません。
管理人個人としては、かなり長い間、AT車以外は運転したことがなく、AT車のシフトレバーの配置にすっかり慣れてしまっているので、HYBRID車に乗り換えたとしても大きな混乱はしないとは思いますが、それでもこの先、車を購入する機会があった場合は、AT車を選ぶと思います。
(ちなみに実家の父親にも「買い換えるとしてもAT車の方が良いよ」と話していましたが、管理人が実家に戻ることにより、85歳になるちょっと前に運転を止めています。)
なぜ、そう考えるのかと言うと.....
管理人は以前アメリカに赴任していたことがあり、アメリカでは左ハンドルで、車は右側通行です。
いつも「センターラインは自分の左側、センターラインは自分の左側、センターラインは自分の.....」と、心掛けながらを運転していました。
普段通っている道を順調に運転しているときは良いのですが、いつも通らない道を運転していて、道を間違えた時などでは「慌てます」から、そういったときや、そこから復帰して「ホッ」としたときに、ついつい昔のクセで左側通行になっていて、「おっとっとっと~~」といったことが何度かありました。
また、アメリカの車だと、ワイパーとウインカーの位置が日本の車とは逆です。これは何回でも間違えます。
一時帰国して、日本で運転するときにも、これまた間違えそうですので、良く知っている道でしか運転しませんでした。
「長年のクセ」というのは、体に染み付いていて、「慌てたとき」「ホッとしたとき」「ボーッとしているとき」「突然目の前で起きたことに咄嗟に反応するとき」などには、「長年のクセ」が出たり、慣れないユーザーインターフェースを操作しようとするための「動作の遅れ」が生じることがあると思うのです。
「人一倍おっちょこちょい」で「モノ覚えの良くない」管理人は、そういうことが心配なので、この先もAT仕様のガソリン車しか乗らないと思いますが、若い方からは、「これからはこれでしょ! これが覚えられないのなら、免許返納すればいいじゃん!!」と切り返されそうですので、おとなしくしています (笑) 。
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最近は、「ハイブリッド車」や「電気自動車」が、「これからの自動車」と位置づけられているようで、「電気自動車」に関しては、「Zero Emission (廃棄物を生まない) 」と云われていますが、その「電気」を作るためには、石油や石炭などが使われていますよね?
真に「Zero Emission」と言えるためには、風力などの枯渇しないエネルギーだけで電気が賄えるようになる必要があるのでは?と思いますが、それは「まだまだ先」のように感じています。
また、いくら燃費の優れた車でも、それを作るためには、資源を使っているわけですので、「今乗っている車を、永く乗り続ける」ことも「立派なエコ」だと思いますよ。
管理人の今のガソリン代は「約¥8,000 / 月」ですが、もし「ガソリン代が半分」になるような「燃費の良い車」に買い換えて、毎月「¥4,000」のガソリン代を節約できても、節約できるのは10年で¥480,000で、これでは、車を買い替えるには十分ではないように思います。
「今の車を適切にメンテナンスして乗り続ける」ほうが「賢明な選択」かと思いますが、毎月もっともっと「長距離」を運転するドライバーの方の場合には、毎月節約できる額は大きくなってくるので、そこは「人それぞれ」です。