段差のこと

 車を駐車スペースに入れるときなどで、スロープがなく、ちょっとした段差が出来ている場合があります。

 

 2017年の5月連休前、NHKが放送している「ガッテン!」のなかで、ブレーキの踏み間違いに関しての実験が行われていました。
 そこでは、ちょっとした段差を乗り越えた直ぐ先にダンボールが積んであり、段差を乗り越えたら直ぐにブレーキを踏まなくてはいけないような状況でしたが、段差を乗り越えたタイミングで携帯電話を鳴らすと、「運転者がびっくりして、ちゃんとブレーキが踏めず、ダンボールにぶつかる」といった実験がされていました。
 自動車学校にて、助手席にも補助ブレーキのついた教習車で、指導員が同乗して行われていましたが、13人中4人がぶつかったとか。

 番組内では、「ふだんアクセルを踏む回数のほうが多いので、とっさの時、慣れているアクセルを反射的に踏んでしまう」「本人はブレーキを踏んでいるつもりなので、より強く踏み込んでしまう」ものであって、対策としては「常にゆっくりアクセルを踏む習慣をつける」ことが紹介されていました。

 

 「常にゆっくりアクセルを踏む習慣をつける」には賛成ですが、管理人の場合、こういった小さな段差を超えるときは、段差のところでアクセルを踏んで乗り越えるのではなく、段差のちょっと手前からゆっくりと近づいて、段差のところは「勢い」というか「惰性」で乗り越えるようにしています。
 「勢い」ということは、アクセルは踏んでいない訳で、既にブレーキのほうに足を置いていて、いつでもブレーキが踏める体勢にしているわけです。
 (別のページにも書いたように、管理人の場合は、ブレーキペダルに足を置いておくことが、キーボードで云う「ホームポジション」になっているわけです。)

 

 皆さんは、自動車を運転していて、ちょっとした段差を乗り越えるとき、どうされていますか?

 

前ページへ <   > 次ページへ

「安全運転など トップページ」へ