専用機の実力?

 これは、「ハイレゾオーディオ」の「波形補間技術」のページで紹介したプレーヤーで、「-40dB」の1kHz正弦波を再生させたときの出力波形です。(「テスト・ディスク」と呼ばれるものを使っています)

 

 このプレーヤーは、「CD」だけでなく、DVD-Video / DVD-Audio / SACDまで対応した、当時の「全部入り」のプレーヤーでした。(「ユニバーサルプレーヤー」とも呼ばれていました。)
 ノイズ音は1kHzよりもかなり高い周波数の信号ですので、音を聴く限りは違和感はありませんけどね。

 

 

 これは同じ信号を、「CD」と「DVD-Video」に対応したプレーヤーで再生したもの。
 最初に載せた波形よりはノイズは少なくなっています。

 

 

 これは同じ信号を、「CD-Recorder」で再生したもの。
 上の波形よりも、更にノイズが少なくなっているように思います。

 

 最近の「全部入り」の製品は持っていないので判りませんけど、CDを再生するのに「CD専用機」を使うのも「一つの選択肢」かと思っています。
 映像信号を扱う回路まで搭載したものよりも、CD専用機の方が回路がシンプルなので、信号に重畳するノイズが少ないのかもしれません。

 

 あ、単に経年劣化で「初期性能が出ていないものを、比較しているだけ」なのかもしれませんけどね.....

 

 

前ページへ <   > 次ページへ

「ちょっと前の機器 トップページ」へ