番外編 (Tatesen)

 これも「番外編」ですが、管理人が30年くらい前に購入した扇風機です。

 

 

 

 「Tatesen」という名前が付いています。「縦型の扇風機」ということなのでしょう。

 

 

 

 機種名は「H-100KU」で、日立製作所から発売されていました。
 1988年の発売のようで、タイマーも付いていますし、首も振ります。

 

 実家に置いてあったので、夏に帰省したときしか使わないことが幸いし、劣化が進んでいないのでしょうか? あるいは「モーターの日立」の面目躍如なのでしょうか? 今でも順調に動きます。

 自宅内では、上は「ランニング」下は「ハーフパンツ」の格好で、エアコンを「28~29℃」に設定して運転させながら、この扇風機も併用すれば、夏場でも十分に快適です。

 スリムな外観は「日立製品にしては、おしゃれ」だと思うのですが、風の流れが複雑なためなのか、風切り音?がやや大きいのが「ちょっとだけ欠点」ですかね?

 

 2009年4月以前に発売された扇風機ですので「設計上の標準使用期間」(製造から10年?) の表示がなく、購入時から毎シーズン使用していれば、今頃は「おかしくなっていた」のかもしれません。
 いつも「微風」で使っていますが、「微風」だと全然風が吹かなくなったと感じた時には、迷わず「交換」ですね。
 管理人が子供の頃、家にあった別の扇風機では「弱」だと羽が全然回らない一方で、羽の後ろにあるモーター部分を触ると熱くなっていて、いつも「中」や「強」で使っていましたが、正しくは「使用を止めるべき」でした。

 

 この頃の日立製品には、「HITACHI」ロゴの左に「亀の子マーク」が付いていました。
 「亀の子マーク」は、「日」を丸くして、その中に「立」を組み込んだものと思われますが、「モーターの断面図」も表現しているのかしらん?

 

 

 

 

 最近の日立の家電製品には、「亀の子マーク」は付いておらず、「HITACHI」の字体も「横線をやや細くした」デザインになり、文字の輪郭もシャープになっているように見えます。

 

 一番わかり易いのが「A」の文字で、斜め線と横線に囲まれた「三角形の空間」が、かなり広くなっています。
 「C」の右端の空いている部分の間隙も大分違いますね。
 こちらの字体のほうが、現代的に見えますね。

 

 

 縦に長い扇風機は、今では「dyson」などから発売されていると思いますが (高くて、管理人には手が出ませんけど.....) 、30年前には珍しいものだったのでは?と思います。

 

 

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