番外編 (電飾看板4)

 これも、最近オークションで入手したものですが.....

 

 

 大きさについては、「VHS方式のビデオテープ」と比較すべきでしょうか?

 

 「看板」と言うには、ちょっと小さいですかね?

 

 

 本体部分は「石」のようにも見えますが、「樹脂」ですので軽く、重量は650g程度。

 

 

 

電源を入れるとこうなります。

 

 

 

 アクリル板は外すことができ.....

 

 

 中に蛍光灯が入っています。

 

 この頃の「NEC」は、TV/ビデオデッキなど、多くの家電製品も販売していたと記憶しています。

 

 

 アクリル板の底部にセロハンを貼ると.....

 

 

 

 こんな風 (あおいちゃん色?) にも出来、いつもの「勝手な改造」ですが、「青い光」って「すっごく好き」なんですよ (笑) 。

 

 

 

 これは電源コードを撮影したものですが、「S-VHS (Super - VHS) 」が発表された「1987年」頃に、販売促進品として作られ、店頭に展示されていたのでしょうか?

 

 

 管理人がこれまでに購入したビデオデッキは、
  1) 就職した1985年の年末に「HR-D565」を購入

 その後「S-VHS」や「ED-Beta」方式の高性能ビデオデッキが発売されるも、お金がなく
  2) 1993年頃、ようやく「S-VHS」対応の「HR-X3」を購入
  3) 1999年頃、「水野あおい」ちゃんのビデオを、ちょっとでも綺麗に見たくて「HR-X7」を購入
  4) 2010年頃、ついに、憧れていた業務用機の「BR-S800DX」を入手
 と、購入したビデオデッキは全て「Victor」でした。

 当時管理人は、某メーカーでTVの品質保証業務をしていたので、TVなど多くの家電製品は自社製品を購入していましたが、ビデオデッキは「Victor製」を購入していました。
 管理人も「ビデオはビクター」ってゆーか、「ビクターといったら、ビデオデッキでしょ」と思っていました。

 

 あ、2006年頃に「DVDに焼いてPCに取り込みたい」「テープを入れ替えるのが面倒なのを何とかしたい」「テープを何度も再生するとテープが痛むかもしれないので、バックアップを取りたい」という目的で、「DVDドライブ」や「HDD」も付いたSHARPの「DV-HRW40」も購入しましたが、これはVHSテープの録画/再生には使っておらず、「HR-X7」や「BR-S800DX」で再生した映像信号の取り込み用に使っています。

 

 

 「HR-X7」や「DV-HRW40」までは新品購入していましたが、「BR-S800DX」はオークションで中古購入したものです。

 

 

 業務用機の「BR-S800DX」の性能が良いのは当然としても、「HR-X7」の「ノイズリダクション」と「TBC / Time Base Corrector」の効果は絶大で、当時「水野あおい」ちゃんのVHSソフトを観ていて、ステージ後方の黒い背景に乗ったノイズが、びっくりするほど減少し、画面上部の横方向の揺れがほぼ無くなったのを、今でも覚えています。

 

 当初はモノラルだった「VHS」も、SONYから発売された「Beta - hifi」に追従して「音声のステレオ化 / ハイファイ化」を実現、SONYから発売された「Hi-Band Beta」に負けじと高画質化した「HQ (High Quality) 技術」や「S-VHS」、Muse方式のハイビジョンに対応した「W-VHS」、Digital放送に対応した「D-VHS」まで進化しました。
 その間に「Beta」方式を開発した「SONY」も「VHS」方式のビデオデッキを発売するようになり、「Victor」は、家庭用録画機器の中心的なメーカーだったと思います。
 「DVD」が普及する前までは、レンタルビデオ屋さんに行っても「VHS」テープに記録されたソフトが大半でした。
 画質では「Beta」の方が優位なのでは?と思ってはいましたが.....

 

 しかしながら、BSや地上波がDigital化される頃までには、ハードディスクの大容量化と高速化が桁違いに進み、ハードディスクに録画する機器が登場してからは、テープに録画する方式は廃れてしまいました。
 ちなみに管理人が1990年代前半に会社で使っていた「PC-9801RA51」のハードディスクの容量は40MBで、これだとHD画質なら20秒弱しか録画できませんし、当時のCPUの処理速度やHDDの転送速度では再生できないでしょうね。
 「PC-9801RA51のHDD容量 40MB」と「最近のレコーダーのHDD容量 1TB」では、「25,000倍も!」容量が違うんです。
 だからと云って、HDD内のディスクの枚数が飛躍的に増えたのではなく、高密度化が飛躍的に進んだ為であって、管理人が130MBのHDDを購入した後に、同じくらいの大きさの500MBのHDDが発売されたときには「大丈夫?」と思ったものですが、今ではその10,000倍以上の「数TB」まで来ちゃいました。
 それに、現在発売されている「指先の爪くらいの大きさ」の「micro SDカード」でも、数十GBの容量があります。

 ちなみに「PC-9801RA51」のカタログ上の本体価格は「¥668,000」で、販売店での実売価格はもうちょっと安価でしたが、この頃はOSやアプリケーションソフト/ディスプレイ/マウスは別途購入が必要で、当時の日本国内でシェアの高かったワープロソフト「一太郎」などを使うためには、自分でOSやアプリケーションソフトをインストールする必要があり、プリンターも含めれば「¥1,000,000」近い価格になり、「一家に一台」と言えるようなものではありませんでしたし、会社でも「部に一台」あるいは「課に一台」といった普及率でした。

 管理人が「PC-9801RA51」を使っていた頃に発売されたCDは、今でも十分愉しめますが、当時の「パソコン及びその周辺機器」とか「TVや録画機器」は、今では「骨董品としての価値?」しかないのかもしれません。

 

 

 1980 ~ 90年代は、録画するなら「テープが唯一の選択肢」だったかと思われ、この電飾看板を見ると、VHS全盛の頃を思い出しますが、電飾看板がこれだけ綺麗に残っていると、「S-VHSって、ちょっと前まで売ってたんじゃない?」と錯覚しちゃいます。

 

 

 管理人は「HR-D565」と「HR-X3」は手放しましたが、「HR-X7」「BR-S800DX」と、SHARPの「DV-HRW40」は、今も所有しています。

 

 

 

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