番外編 (電飾看板1)

 さてこれは.....

 

 オークションで中古で入手したものですが、箱も取説もありませんでしたので、正式な名称が判りませんが、「電飾看板」「ディスプレイライト」「店舗什器 (後半は「じゅうき」と読みます) 」「販促品 (販売促進品) 」「宣材 (宣伝材料) 」「POP (Point Of Purchase advertising) 」といったものなのでしょう。

 

 

 背面下部には、「大角柱電飾」と記載されています。

 

 

 

 

 重量は12kgちょっと。

 

 

 内部にある蛍光灯を点灯させると、こういった感じで、高さは約130cmあります。

 

 

 

 部屋のあかりを落とすと、こんな感じです。

 

 

 点灯させた状態で近くから見ると、ちょっと傷が目立ちますが.....

 

 

 

 

 

 「マットブラック」のマスキングテープを貼ることで、目立たなく出来ます。
 「マットブラックのスプレー」で塗装する方法もありますが、失敗したら取り返しがつきませんし、管理人がやったら、「1000% 失敗する」に決まってます。

 

 

 

 「視力0.7以下」の管理人が、いつもの視聴位置で見る分には、これで十分です。

 

 

 

 これは「電飾看板」に付いている「on/off」スイッチなのですが、耐久性が「イマイチ」のように思えます。

 

 

 

 そこで、こういったユニット (OHM電機さんから発売されている「リモコン コンセント」という商品です。) と組み合わせることにより.....

 

 

 リモコンで「on/off」出来るようになりました。

 

 更には、内部の蛍光灯をLEDに交換して、今時のサイリュームみたいに、様々な色に変えられるように出来ないかなぁ~~なんて考えていますが、「蛍光灯が付いていた所に付け替えられるようなLED」は既にあるようですが、更にリモコンで色を変えられるようなものは、今のところ無いみたいです。
 「白熱電球と付け替えられ、色が変えられるもの」は、既にありますので、「蛍光灯と付け替えられ、色が変えられるもの」も、いずれは出てくるのでは?と期待して、その先、自動で「じわじわ」と、様々な色に変化していくのも「イイカモ」です。

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 さて、この「電飾看板」が、いつ頃作られたものか?というと.....

 

 電源コードの表記からは、2006年以降かと思われます。

 

 

 また、管理人が持っているYAMAHAから2007年12月付で発行された「ホームシアター・コンポーネントカタログ」や、2008年12月付で発行された「AV & HiFi 総合カタログ」にも、このロゴ (Natural Sound, it's our Origin.) が入っていますので、おそらく2006~2008年頃に、店頭に設置するために作られたものかと推測します。
 箱も取説もない状態で入手したものですので「YAMAHAが全く関与しない形で作られた可能性」も、否定は出来ませんけどね.....

 

 2006~2008年頃の「YAMAHA」といえば、1986年発売の「DSP-1」から始まったYAMAHA独自の音場創生技術「シネマDSP ( DSP:Digital Sound-Field Processor) 」が20周年を迎え、その技術を活かした「AVアンプ」や「ホームシアター向けのスピーカー」が主力製品になっていました。
 一般的に云うと「DSP」とは「Digital Signal Processor」なのですが、「DSP-1」を開発したYAMAHAにあっては「Digital Sound-Field Processor」のことで、今考えると「DSP-1」は「エポック・メイキングな製品のひとつ」だったと思いますが、当時の管理人には、その先進性を理解できていませんでした。

 その一方で、スピーカーの「Soavo」を皮切りに、プリメインアンプの「A-S2000」や、CDプレーヤーの「CD-S2000」などが発売され、「Pure Audio」にも再度注力するようになった頃、と記憶しています。

 

 常に不特定多数の人が土足で訪れる店頭に、10年以上設置していれば、少々の傷は止むを得ないと思いますし、むしろそれだけの期間使用されたものなので、¥10,000ちょっと (送料別) で入手できたものと思われます。

 でも、これが当時いくらしたのか?というと、YAMAHAブランドのオーディオ機器の販売に力を入れていたお店に配られたものと思われ「売り物」ではないので、「価格」というものは設定されていなかったのでは???と考えます。
 管理人が子供の頃みたいに、田舎の電気屋さんにも、数多くのオーディオ機器が陳列されていたような時代と比べると、2000年以降にオーディオ機器を扱う店舗は、かなり少なくなっていると思いますし、高さが約130cmありますから、¥10,000ちょっとでは作れなかったと思いますけどね.....

 

 これを部屋に置くと、「周りのオーディオ機器が、ちょっと新しくなったような」あるいは「自宅がオーディオ店になったような」気もしてきますので (ホントかなぁ???、あくまで「個人の感想」ですよ) 、コスパは高いと思っています。 

 更に、音についても「現代的な音」になったような気もしますが、これは明らかに「ウソ / 誇大表現」です (笑) 。
 でも「¥10,000ちょっと」で、部屋の雰囲気を「アゲられる」ようなオーディオ機器は、無いかと思いますよ.....

 ちなみに家にあるYAMAHA製品ですが、1970~80年代に作られたものしかなく、この「電飾看板」とオーバーラップしません (笑) 。

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 さて、今更なんですけど、「YAMAHA」のロゴマークは、管理人が知る限り「2種類」あります。
 ひとつは「楽器」や「オーディオ機器」などを製造する、「ヤマハ株式会社」のロゴマーク。

 

 

 

 

 もうひとつは「バイク」などを製造する、「ヤマハ発動機株式会社」のロゴマーク。
 (これ自体は、おそらくノベルティとして配られたボールペンの一部)

 

 「Y」「A」「M」「A」「H」「A」の、どの文字も「左右対称に配置された直線」で構成されているのですが、
「楽器」や「オーディオ機器」に使われるロゴマークでは、「左上から右下への斜め線は太め」「右上から左下への斜め線は細め」になっている一方で、バイクなどに使われているロゴマークでは対称です。
 「M」の字の曲がり具合や「M」の2つの縦線も、良く見ると違いがあり、各文字の間隔も異なるように見えますし、「A」の「左右の斜め線」と「水平線」に囲まれた部分の面積も違うように思います。
 また「H」の横線も「ヤマハ発動機株式会社」のロゴマークでは「垂直方向に真ん中」のように見えますが、「ヤマハ株式会社」のロゴマークでは、垂直方向の中心より「やや上」のように見えます。
 更に「楽器」や「オーディオ機器」のロゴマークでは、音叉が周囲の円に接していませんが、「バイク」などに使われているロゴマークでは接しています。

 

 異なるロゴマークが使われている意味については、YAMAHAのWebサイトなどをご覧ください。

 

 

 

前ページへ <   > 次ページへ

「最近の機器 トップページ」へ