これは、2022年4月頃にオークションで入手したもので、これは向かって左側面。
これは向かって右側面。
これは背面。
オーディオコンポーネントと並べると、そんなに大きなものではなく、同様にTVの販促品だった「Wooo」の電飾看板と比べると半分くらいの高さです。
重さは「約3.6kg」です。
「BRAVIA」というのは、今更云うまでもなく、SONYが使っているブランド名で、Wikipedia 先生に拠れば「Best Resolution
Audio Visual Integrated Architecture」の略称で、2005年8月から使われたようです。
その前は「WEGA (ベガ) 」というブランド名で、「WEGA」と聞くと管理人は真っ先に「画面がまっ平ら」になった平面ブラウン管 (スーパーフラットトリニトロン管)
を思い出します。
「WEGA」が登場したのは1990年代後半だったと思いますが、壁掛けTVが「まだまだ夢」だった頃に登場したこのブラウン管は、管理人にとっては「壁掛けTVにまた一歩近づいた」と感じた製品でした。
「BRAVIA」が登場するちょっと前には、「QUALIA (クオリア) 」というブランド名で、テレビだけでなくオーディオ製品やデジカメなどで超高級機種だけを発売していた時期もあったように記憶していますが、超高級機種ばかりだと限られた一部のマニアにしか浸透せず、短命に終わったような?
さて、話はこの電飾看板に戻りますが、電源コードを見る限り、これは「BRAVIA」というブランド名を使うようになった頃に作られたものと考えます。
これがバックライトを点けたときの状態です。
このあたりには、「塗装が剥がれた?」と思われるキズがありますが.....
上からマスキングテープを貼ります。
視力0.7未満の管理人がいつもいる場所から見る分には、これで十分です。
「マットブラック (艶なし黒) 」ではなく「グロスブラック (艶あり黒) 」だったら、もっと目立たないかもしれません。
な~んて思っていましたが、その後「グロスブラック (艶あり黒) 」と「黒のビニールテープ」を入手。
左から、「マットブラック (艶なし黒) のマスキングテープ」「グロスブラック (艶あり黒) の マスキングテープ」「黒のビニールテープ」で、管理人が普段見る場所からは「黒のビニールテープが」目立ち難いみたいですが、見る角度によっては、目立ち難さが逆転する場合もあります。
これで、さらに見え難くなったように感じます。
ここまで近づいても、この程度 (左上部と右下部) です。
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さて、SONYのテレビをメインで使っているわけではないのに、何でこれを入手したのか?と云うと、日立が自社ブランドのテレビを販売しなくなってからは、「日立のお店」では「BRAVIA」を扱っているようですので、次に買うとしたら「BRAVIA の有機ELかな?」なんて思っているからです。
さて、管理人が今メインで使っている「UT47-MX770JW」ですが、2019年夏頃から「電源投入直後には画面が乱れている」ものの、電源をオンしてから数分~数10分で直る」という状況が続いていたのですが.....
2021年の暮れ頃、「半日オン」していても直らない日が2日続いたので、「これはそろそろ買い替えか?」と家電量販店に下見に向かったのです。
向かった量販店には各社のTVが並んでいて、まずは今見ているTVと画面サイズの近い、SONYの48インチの有機EL「KJ-48A9S」を見ましたが、ちょっと画面が暗い、もっと細かく言うと「白ピーク」部の輝度が足りないのではなくて、「中間輝度」「低輝度」部が物足りない気がしたんです。
最大輝度を大きく出来ないパネルの場合、「低輝度部と高輝度部の明暗差の忠実な再現」に重きを置くのではなく、高輝度部は「実物の輝度に忠実ではないが、階調は出ている」くらいにしておいたほうが、「画面全体が暗く見える」なんてことにはならないような気がしますが.....
店員さんに「これ暗いのでは?」と言うと、「お店は明るいのでそう見えるかもしませんが、家で見る分にはそうでもないですよ」なんて言ってましたが、その下に置かれていたPanasonicの48インチの有機ELはそうでもなさそう。
それを云ったら店員さんは黙っちゃいました。
確かに店頭では目を引くように、極力明るくなる「店頭モード」とかになっていて、家で見るときにはそんな明るさで観ることはないのでしょうけど、買ってから「しまった!」と思っても遅いですからね。
どちらもLG製の48インチ有機ELパネルを使っていると思われるのですが、発売開始時期が異なる、あるいは画作りが違うのでしょうかね?
Panasonic の48インチ有機ELテレビなら、「¥200,000程度」で購入可能でしたが、「¥50,000程度で中古購入した47インチ液晶テレビ」より「たった1インチ大きいだけ」のライバル会社の有機ELテレビを「¥200,000程度」で新品購入するのは微妙なところです。
でも2000年頃 Hitachi は、Panasonic からワイドTVをOEM購入、三菱から 4:3 TV をOEM購入して製品ラインナップを埋めたこともあったように記憶していますし、もっと前の1990年代には
FUNAI から テレビデオ をOEM購入したこともあったような?
管理人が「中古で入手した47インチ液晶テレビ / UT47-MX770JW」は、発売当時 (2008年頃) には「¥500,000」くらいしたと思います。
また2007年秋にSONYから発売された「世界初の有機ELテレビ:XEL-1」は、「BRAVIA」ブランドではなかったようですが、これが11インチの画面サイズで「¥200,000 (税込み) 」。
「48インチの有機ELテレビで¥200,000」なら、比較にならないくらい安くなっているのですけどね。
次に55インチの有機ELを下見。
SONYからは「XRJ-55A90J」と「XRJ-55A80J」の2機種が展示されていましたが、「XRJ-55A90J」に比べると「XRJ-55A80J」は「やや暗い」感じがして、そのあと別の量販店で見ても同様で、画質設定をいろいろ操作しても明るくなるような感じはしませんでした。
暗いほうが寿命的には有利なのかもしれませんが、普段見ていて物足りないと感じるようであれば「本末転倒」で、映像信号を処理するプロセッサーによる画質の微妙な違いとかじゃなくて、「明るい」「暗い」なんて素人でも容易に判りますからね。
某オーディオビジュアル雑誌やSONYのカタログを見ても、「A90J シリーズに比べ、A80J シリーズ や 48インチは暗い」なんて読み取れるような記述はなく、やっぱりお店に行って「自分の眼で実際の画を見比べてみる」ことは、とても重要だと思いますよ。
管理人にとっては、「XRJ-55A90J」と「XRJ-55A80J」の値差以上に「明るさの違い」が大きく感じられ、
「XRJ-55A90J」の方がお買い得に思え、今買うなら「XRJ-55A90J」かな?「UT47-MX770JW」の置いてある場所にもギリギリ収まりそうだし.....
なんて思いながら、その日は何も買わずに帰りました。
ところが、その後どういう訳だか、家にある「UT47-MX770JW」の調子が良くなってきて、オンして「数分~数10分」で直るようになっちゃいまして、2022年の8月時点では、そのまま使っていて、本不具合が発生するようになってから「3年」も、買い替えを先送りしています。
(バックカバーを開けて、コネクタ類をクリーニングしたのが功を奏したのかしらん?)
さて、「LG独占」だった有機ELパネルに対して、2022年にはSAMSUNG から「QD-OLED」パネルが登場、これを採用した製品がSONYから「A95K」シリーズとして発売されるようで、これはこれで店頭で画を見てみたいと思っていました。
SONYにとっての「フラッグシップ4K有機ELテレビ」である「A95K」シリーズ (65インチ / 55インチ) は、色再現領域の拡大により格段に画質が向上しているかもしれません。
でも、もしかしたら、「LG製パネルに比べて暗いカモ?」なんて思っていましたが、2022年の8月下旬には管理人の住む田舎の家電量販店でも、2022年モデルの一部機種の展示が始まったようで、「XRJ-65A95K」「XRJ-65A80K」が隣同士で並んでいました。
家に65インチは置けそうにないので、ちらっと見ただけですが、Samsung製「QD-OLED」パネルを採用している「A95K」が、LG製有機ELパネルを使った「A80K」より暗いという感じはしませんでしたが、65インチは寸法的にも金額的にも「購入検討の対象外」ですので、55インチの展示待ちです。
「KJ-48A9S」の後継「XRJ-48A90K」が暗くなかったら、これでも良いカナ?とも考えていますが、お店の人の話では、全モデル出揃うのは2022年9月中旬頃のようで、その後で何度も通って他社製品ともよ~く見比べてみたいと思っていますが、「買うかどうかは、また別の話」で、「もう、買い替えるしかない!」となったときのための下見です (笑) 。
今使っている「UT47-MX770JW」が、いよいよおかしくなってきて、今度こそ管理人がTVを入れ替えるとしても、雑誌の評価やネット上の口コミは「あくまで参考」で、絶対に店頭で自分の眼で画面を確認したものからしか買わないと思っています
(笑) 。
あ、「UT47-MX770JW」を入手したときみたいに、数年後に「XRJ-55A90J」とかの中古品をオークションでお安く入手するのも「アリ」ですかね?
でも「UT47-MX770JW」が、思いのほか「長~~く」使えてしまって、次にテレビを買い替える頃には、SONYのテレビが「BRAVIA」じゃなく「新しいブランド名」に変わっていた?
な~んて「オチ」になるかもしれません。