これも、オーディオ機器ではなく、CBLレンズというものです。
「CBL」とは「Color Balance Lens」の略と思われます。
本サイトを公開開始して約1年になりますが、撮影した写真を横断的に見ると、写真によって緑っぽかったり、赤っぽかったりと、白バランスのバラツキが大きいように思います。
デジタルカメラの場合、外光の状況に合わせて白バランスを切り替えられる機能があることが多いのですが、それを忘れていたり、「どれに切り替えても、今ひとつ」という場合もありました。
フラッシュを使えば、ホワイトバランスは一定 (太陽光と同等です) に出来ますが、硬い印象の写真になってしまいますし、被写体の周辺部はフラッシュからの距離の2乗に反比例して暗くなってしまいます。
そこで、以前「月刊カメラマン」という雑誌で紹介されていた「CBL」というものを使って、マニュアルで白バランスを合わせた後 (カメラのマニュアル白バランス設定で、CBL表面を撮影するだけですが)
で撮影すると、白バランスのバラツキが少なくなっている気がしていて、しばらく使って様子を見てみたいと思っています。
また、公開済みの写真についても、バラツキの大きいものから、ちょっとずつ差し替えているところです。
もしかしたら、「白い紙」でも似たような効果はあるのかも?と考え、いろいろと試していましたが、先日「CBLレンズ」を持っていくのを忘れたことがあり、天井の蛍光灯に向かってホワイトバランスの調整を行ったところ、結構うまく行きました。
光源に対してホワイトバランス調整をすると、合っちゃうみたいですが、撮影する状況によっては、天井以外にもスポット的に電球でライトアップされている場合もありますので注意が必要です。