昭和スマアトテレビジョン

 これは「タカラトミーアーツ」から発売されている、「昭和スマアトテレビジョン」というもの。

 

 

 こちらが背面ですが、当時のTVらしく再現されています。ブラウン管のネック部分は、実機ではやや飛び出していたと思いますが.....

 

 

 「昭和スマアトテレビジョン」は、かつての松下電器 (現在のPanasonic) から発売されていた、19インチの家具調白黒テレビ「嵯峨」(TC-96G) に似せたのでは?と思っています。
 発売当時「嵯峨」には、「人口頭脳テレビ 黄金シリーズ」といったキャッチコピーが付けられていました。
 「人口頭脳」とは、大変なネーミングで、AI (Artificial Intelligence) と云われる今の「人口知能」には遠く及ばないとは思いますが、当時としては最先端の画期的な技術で「特許」にもなったようです。
 おそらくトランジスタではなく、真空管が使われていたと思います

 

 カタログにある写真をそのまま掲載すると「お叱り」を受けそうですので、「似てるってことが、辛うじて伝わる」程度にまで「モザイク」を掛けていますが、「嵯峨」+「白黒テレビ」で検索すれば、鮮明な写真はWeb上で容易に見つかると思います。

 天板が「真ったいら」で、家具のように「TVの上にモノを置く」ような使い方が想定されていたのだと思いますし、「畳の部屋に置く」のには、現在のTVよりも向いていそうな気もします。

 カタログに拠れば、16インチの「嵯峨1600」、17インチの「嵯峨1700」、19インチで両袖の「嵯峨1000」といった機種展開もあったようです。
 「嵯峨」単体なのか「嵯峨シリーズ」全体なのかはわかりませんが、130万台生産されたとか.....

 「嵯峨」が1965年に発売された当時は、現金正価で¥72,500でしたが、今の値段なら「¥500,000 くらい?」かと思われ、65インチの有機ELのTVを購入するくらいの感じですかね。
 月賦定価だと、初回¥11,900 + ¥4,700 × 14回払いの、計¥77,700。(当時は、こんなことまでカタログに記載されていました。)
 毎月¥4,700といっても、今の¥40,000くらいでしょうから、なかなかの金額ですが、そのくらいの金額を払いながら、このテレビを買った人が多かった、ということなのでしょう。

 「嵯峨」が発売された当時、「カラーテレビ」は、既に世の中に「あるには、あった」のですが、19インチで「¥150,000以上」したようで、今の値段なら¥1,000,000 程度?かと思われます。
 管理人の家に「カラーテレビ」が来たのは、1970年頃のことで、三洋電機の「薔薇」シリ-ズのひとつ、20インチで「オールトランジスタ」の「20-CTR720」(現金正価¥198,000) でした。
 この頃は「13インチのカラーテレビ」でも¥100,000程度していました。

 

 

 

 ちなみに「嵯峨」の高さは、脚付きで90cmですが、管理人が小学校に入る頃から家にあって、天板の角 (とても「鋭角」になっています) に、「目のちょっと上あたり」をぶつけた記憶があり、管理人がもうちょっと背が高かったら目にぶつけていた可能性もあったわけで、想像すると「ゾッ」とします。
 当時に比べると、現在のPS (Product Safety / 製品安全) 、PL (Product Liability / 製造物責任) の考え方は、大きく拡大されているものと思います。

 「昭和スマアトテレビジョン」の高さは約17cmですから、およそ1/5のサイズで、カセットテープと比べるとこの大きさですが、遠近感が「おかしく」なっちゃいそうな、「妙なツーショット写真」です。

 

 

 

 

 「The Showa Series」の箇所は、オリジナルの「嵯峨」では、金文字で筆記体の「Golden Console」、「TAKARA TOMY A.R.T.S」の箇所は「赤地に金文字」の「ナショナル」のロゴマーク、「T-ARTS」箇所は「NATIONAL」でした。
 「T-ARTS」の付近のシールの貼り方がやや雑ですが、安価なおもちゃですから仕方ないでしょう。

 

 

 タカラトミーのWebサイトに拠れば、アプリをダウンロードした色々な使用方法が紹介されていますが、管理人の持っている「中古で安価に入手した、古~~い iPhone 」は、残念ながら、今のところ「サポート外」。
 という訳で管理人は、画面が「4対3」の iPhone4S (2011年10月発売当時は「iPhone for Steve」とも呼ばれました) で、アプリに頼らずに愉しむ方法を考えてみました。

 

 ちなみに背面はこのように開き.....

 

 

 このように iPhone をセットしますが、微妙な位置調整は必要です。

 

 また、この状態では iPhone の「ホームボタン」が隠れてしまいますので、「一度装着すれば、後はずっと付けっぱなし」という訳にもいきません。

 

 

 iPhone にカラーバー風の画像を表示させましたが、なかなかテレビっぽくなってきました。

 

 「昭和スマアトテレビジョン」の画面部分に相当する「開口部の大きさ」は、「iPhone4S」の画面の大きさと「ほぼ等しい」んです。
 あ、1965年に発売されたオリジナルの「嵯峨」は、もちろん「白黒テレビ」ですし、平面ブラウン管でもありませんよ (笑) 。

 

 

 iPhone内蔵のスピーカーでは、音が「いまひとつ」なので、Bluetoouthスピーカーを併用していますが、管理人が「海外出張」していた頃に、こんなものを持って行けたら、「世界中どこに居ても、全然愉しかったのに」って思い、今の若い方々が、ホントに羨ましいです。
 でもよく考えてみると、管理人が海外出張していた頃は「Walkman」があったので「これはまだ良い方」で、もっと前の世代だと「カセットテープ」すらないので、携帯できるプレーヤーは無く、「現地のTVとラジオしかない」状態だったのでしょうね。

 

 ここでは「水野あおい」ちゃんのライブ映像 (全て「4対3」で収録、VHS版のみで「コピープロテクト無し」) を映しています。
 (ここまでモザイクを掛けているのですから、もはや誰だか判んないし、肖像権/著作権的には許容範囲かと.....)

 iPhoneで「水野あおい」ちゃんを見られるようにするためには、
 1) VHSデッキで再生したものを
 2) DVDへの書き込み機能の付いたハードディスクレコーダーで録画した後
 3) DVDに書き込んで
 4) DVDドライブの付いたPCで取り込み
 5) iTunes で iPhone に転送
といった結構な手間が掛かっていますが、「コピープロテクト」を無効化するようなことは行っておらず、更には2012年10月の法律改正以前に行ったことにまで遡って、罰することは出来ないかと.....

 

 iPhone6 以降の機種をお持ちの方であれば、「タカラトミーアーツのWebサイト」からアプリをダウンロードして、「昭和スマアトテレビジョン」本来の愉しみ方が堪能できると思います。

 

 

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