番外編 (ラジカセ?)

 これは「カルディコーヒーファーム」で売られていた「ラジカセ缶 チョコレート」といって、2020年のバレンタインに向けて、期間限定で発売されたもの。 

 

 税込で¥1,100 で、税率は10%です。
 「チョコレート」よりも「容器」の方が高いのでしょうね。

 

 

 

 ハンドルは前後に動かすことが出来、ロッドアンテナも再現されています。
 付いているのは、「Balance」と「Volume」調整でしょうか?

 

 

 

 裏はこんな感じで、乾電池を入れる部分が印刷で再現されています。

 

 

 

 上部を外すことが出来、中にはチョコレートが.....

 

 

 

 カセットテープみたいなチョコレートは、実際のカセットテープに近い大きさで、チェコ製。
 手前右のチョコレートは、日本製。

 

 

 

 このカセットテープみたいなチョコレートは、単体では売られていなくて、両面にカセットテープ風の印刷がされています。

 

 

 

 

 

 カセット部分が開きます。

 

 実物の「0.6倍程度」に出来ているラジカセのようです。
 これ以上「スケールダウン」してしまうと、いかにも「ミニチュア」っぽくなってしまって、実物感がなくなっていくと思います。

 

 

 これも「エウレカ」が輸入者で、容器は中国製。

 

 

 

 「CASSETTE CORDER」という記載が見えますが、これは「SONYが使っていた名称」かと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 もしかしたら、SONYのラジカセを模したの?と考えましたが、管理人の最も印象に残っているSONYのモノラルラジカセ「CF-1980 / 1990」は、スピーカ部分が丸いので、このラジカセ缶とは異なります。
 そこでWeb上で探してみたところ、SONYのモノラルのラジカセ「CF-1450」(昭和47年発売らしいです) という機種に似せたものかと思っていますが、CF-1450は短波も受信できる「3バンド」だったようです。
 なお実機もカタログも持っていませんので、写真は載せません。

 

 

 ブランドが「EUREKA」で、型番が「BF-2600」というのが、「設定???」です。
 SONYでは「CF-1xxx」がモノラルのラジカセ、「CF-2xxx」がステレオのラジカセだったかと記憶しています。

 

 「VARIABLE MONITOR」というのは、「録音中にスピーカーの音量を変えても、録音には影響しない」という機能のようです。
 今考えると「当たり前のこと」のように思いますが、当時は「当たり前ではなかった」ということなのでしょう。
 というのも、当時は「ラジカセ」が登場したばかりで、それまではラジオから出る「スピーカーの音」あるいは「イヤホンジャックからの音」をテープレコーダーで録音していたのでしょう。
 そうすると、録音中に音量は変えられませんよね。
 もっと後のラジオなら、レベルの固定された「録音用の音声出力端子」がある場合もあったでしょうけど。 

 

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 2021年のバレンタイン前には、「色違い」も発売されました。

 

 

 今度はメーターが付いて、「MULTI-SPEAKER SYSTEM」ということで、スピーカーも増えましたが、チューニングスケール部とメーター部は、「スタジオ1980 / CF-1980」に似た外観です。

 

 

 「テープカウンター」と「USB端子?」が付きました。

 

 

 

 スピーカー部分が良く出来ています。
 奥にドーム部分とコーン紙があり、その周辺に「ウレタンのエッジ」があって、それらがグリルで覆われ、そのグリルが金属製のリングで固定されているように見えますが、これは「印刷」です。

 

 左上部から光が当たっているように見せることで、コーン紙は「左上部が暗く、右下部が明るく」、グリルは「左上部が明るく、右下部が暗く」見えるので、立体感を感じるのでしょうか?

 

 

 「カメラ缶」のレンズが「コーティングされているように見える」のもそうですが、「見た目についての拘り」を感じます。

 

 

 

 ふたつの「ラジカセ缶 チョコレート」と、初代「ZILBA'P」を並べてみました。
 面積で云えば1/4弱の大きさです。

 

 

 

 

 

前ページへ <    > 次ページへ

「最近の機器 トップページ」へ