BOSEのアクティブスピーカー「SoundLink Mini」です。
管理人が使っている有機ELの「XEL-1」の画質には「十分に満足」しているのですが、内蔵スピーカーの音は「いまひとつ」な細い音。
そこで、このアクティブスピーカーを使っていたのですが、男性のアナウンスなどでは「低音が出過ぎ?」と思うこともあり、「UQUA」のページで述べたように、管理人が良く聴いている「田村ゆかりさん」のCDを聴くときも「ベースが目立ちすぎ?」と感じていました。
(XEL-1のイヤホン端子にケーブルを接続すると、XEL-1の音質調整が効かなくなる仕様なのです。)
そこで、TASCAMのミキサー「M-06ST」を挟んでみました。
ここに映っている「SoundLINK Mini」は、写真左にある「XEL-1」のリモコン程度の大きさ (奥行きはありますけど) ですので、とてもコンパクトなアクティブスピーカーであることが判ります。
「M-06ST」には、入力毎に「イコライザー」が付いています。
フラットな特性にすることまでは出来ないでしょうけど、低音を減衰させることが出来ますので、管理人にとっては聴き易い音になってきました。(あくまで「個人の感想」です。)
でも「ガルパン」なんかを観るときは、低音が増強されたほうが「良いカモ?」ですよ。
またLINE入力が4つ (3~6) ありますので、TVだけでなく、(かなり昔の) iPad、PCの音声も繋いでいますが、64GBのiPadには収まりきらない曲も、iTunesでリッピングしたPC「ThinkPad X61」 (内蔵HDDは1TBにしてあります) のほうから再生して「SoundLink Mini」で聴けます。
XEL-1 / iPad / X61 の内蔵スピーカーの音は、どれも「ちょっと、しょぼい」のですが、それぞれにスピーカーを用意すると場所を取りますし、お金も必要です。
映像の場合、「TVを見ながらPCを操作する」など、複数の画面を同時に映すのは、よくある使い方ですが、音声の場合は内容が全く異なる複数の音声を同時に愉しむなんてことはしませんので、スピーカーは1組あれば十分で、音声信号をミキサーでひとつにし、不要な音声にMuteをかけて聴いているわけです。
「X61」と「iTunes」の起動には、ちょっと時間が掛かりますが、「iTunes」が起動してしまえば、突発的に「あの曲が聴きたい!」と思ったときも、マウスの操作だけで直ぐに聴けるので、「これはこれでアリ」で「かなり便利」です。
もちろん「ちゃんと聴きたい」時には、CDとかLPを取ってきて「HCA-8000 + HMA-8500」と「NS-1000M」で聴いていますよ。
これは「SoundLink Mini」に同梱されている「ACアダプター」ですが、AC100V ~ AC240V まで対応しています。
写真上部には「Switching Power Supply」という表記が見えますが、「効率重視」のコンパクトなACアダプターですので、電源コンセントに繋がったこのアダプターに中波ラジオを近づけると「ザー」というノイズが聴こえます。
昔、日本国内で販売されていたポータブル機器のACアタプターは「100Vだけの対応」が一般的で、海外で使おうとすれば、別途「海外の電圧に対応したACアダプター」か、下に示すような「電圧を変換するトランス」を用意する必要があったように思います。
これは、「120V ⇒ 100V」のステップダウン、または「100V ⇒ 120V」のステップアップに対応したトランスで、管理人がアメリカに赴任する前に購入したもの。
250Wまで使えます。
ノートパソコンでも同様で、初期の「ノートパソコン」に同梱されていたACアダプターは、100Vのみの対応だったと思いますが、「各国のプラグ形状に、機械的に合わせるだけ」で使えるようになったのは「IBM-PC互換のノートパソコン」や「インターネット」が普及し始めた頃かと記憶しています。
(OSで言えば「Windows3.1」~「Windows 95」の頃)
その頃から会社では「一人ひとり」にPCが与えられ、今では「出張先への移動中の新幹線の中」などでも「AC」や「無線ルーター」「Wi-Fi」などが使えるようになり、飛行機内でも「USB」を使う機器の充電が出来るようになりました。
でも「一人ひとり」にPCが与えられたのは、社員の業務を「楽にする」のが目的ではなく、「生産性を向上」させ、「人員を削減する」のが目的だったのでしょうか.....
管理人が勤めていた会社では、PCが導入される前は、各課に「庶務担当」の女性がいたのが、PC導入後は「各部にひとり」になったような気がします。
さて、管理人が海外出張に行かせてもらっていた頃は、「SoundLink Mini」みたいに「小さいのに、なかなかの音質」で「AC100V ~
AC240V まで対応」なんて製品はありませんでした。
もっともっと大きくて、でも音は眠くて、乾電池しか使えず、商用電源が使えるものでも、その国の電圧にあったACアダプターを用意する必要があり、更に何本ものカセットテープと「ウォークマン」を持っていった頃もありますから、スーツケースの中では結構なスペースを占めていました。
今なら、だいぶシンプルに出来ますね。
でもその代わり、今では長期出張時に「会社から支給されたPCを携行する」のが当たり前で、昔なら「長期出張中に発生した業務は誰かが代わってくれる、自分は出張先の業務だけすれば良い」だったのが、今では「本人が何処にいようが、メールで伝えられるし、C:¥ドライブもサーバーも見える」ので「出張先の業務だけすれば良い」という訳にはいかなくなりました。
う~む、どっちが良いのやら.....