番外編 (温度計)

 ここでは、最近購入した温度計を紹介します。

 

 「なんで、温度計?」というと、2018年2月頃、実家では、例年以上に冷え込んだようで、水道管が凍り、膨張した氷によって、お風呂の「サーモ付き混合栓」が壊れ、水が吹き出る事態になり、その後は水道の元栓を閉め、毎朝元栓を開けてバケツに水を貯め、また元栓を閉めて.....といった状況でした。

 でも他にも水道が破裂した家はあったのでしょうね、業者にお願いしても、なかなか部品が調達できず、2週間以上待たされました。その間、洗濯物も大量に溜まりました。更に修理費用は部品代と工賃で「¥80,000」。
 交換してもらう前に「見積もり」を取っていれば、もうちょっと安かったかも?とも思いますが、交換作業が終わってから値段を確認しても「あとの祭り」です。その時は「少しでも早く」直したかったんですね。

 

 「サーモ付き混合栓」というのは、設定した温度のお湯を出すための機構が仕込まれているので、内部構造が複雑で機械的ストレスに弱く、他の水周りの製品に比べると壊れ易いのかもしれませんし、毎年の凍結による機械的ストレスでクラックが大きくなっていき、やがて水が噴き出すことになったのかもしれません。

 交換する前の「サーモ付き混合栓」には、「水抜き栓」はありませんでしたが、現行品には付いていて、工事業者さんは「水抜き」する方法が書かれたリーフレットを置いていきましたが、この方法だと、毎晩「屋外にある元栓」を閉めて、「水抜き」をする必要があります。
 夜が明けて、気温が上がってきてから元栓を開けるのですから、夜中にトイレに行っても水を流せません。

 

 寒冷地など「水道管が凍ることがよくある」地域では、元栓は「屋外の一つだけ」ではなく、屋内にルート毎に数個の元栓が設けられているのが一般的なのかもしれませんが、寒冷地でないところの築40年以上経過した家で、今更それを行おうとすると、結構な費用が掛かりそうです。
 その一方で、「また破裂して、¥80,000」というのも堪りませんので、いろいろと検討中なのが以下です。

 

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 まずは、「TANITA / タニタ」製の「TT-580」。

 

 

 その日を含めた過去7日間の1時間毎の温度変化を確認でき、これを使えば「真冬の早朝に、どのくらい冷え込んでいたのか」「留守にしていた夏場の日中に、どのくらい気温が上昇していたか」などが確認できそうです。
 「AC100V」ではなく「単4の乾電池 × 2本」で動いていますので、「お風呂場に置きっぱなし」でも、感電や発火/火災などの心配は無いと思います。

 

 これは、前日の気温の変化を表示させたところですが、このくらいの冷え込みなら、0℃以下になっていないので、「水道管が凍りつく」こともないでしょう。

 

 

 

 最近ですが、時計のズレが気になり始め、再設定していたときに、手が滑って湯船の中に「ちゃぽん!」
 直ぐに取り出したのですが、何も表示しなくなりました。

 

 裏側にスリットがあるのですから、湯船に落としたら一瞬で水が入りますね。

 

 

 

 

 分解し、濡れている箇所を拭いて数日待ってから「再組み立て」してもダメだったので再購入し、今後は「ZIPLOC」に入れました。

 

 これなら湯船に落としても、直ぐに拾い出せば大丈夫でしょう。
 温度については、時々刻々の細かい変化が見たいわけではなく、早朝に浴室が「0℃」以下になっていないかどうかを見たいだけなので、袋に入れることによって反応が鈍くなっても問題ないでしょう。
 また、湿度変化については、捉えられなくでも大丈夫です。

 

 

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 これは「シンワ」製の「ワイヤレス温度計」。左が「親機」で、右が「子機」です。

 

 「子機」にはプローブが2個付けられますが、1つしか付けていないので、「2」側は「 LL . L℃ 」になっています。
 「子機」は追加購入でき、「親機」1台で「子機」5台まで認識できるようですので、最大で10箇所のモニタリングが出来ます。
 「¥10,000」ちょっとしましたけど、「サーモ付き混合栓」が「またも」壊れ、「¥80,000 飛んでいく」よりは良いです。

 「子機」をお風呂場に置いて、離れたところにある「親機」から「子機」の温度が確認できます。
  通信出来る距離は150m、屋内で使う場合など「親機」と「子機」の間に壁などがあれば短くなります。

 「子機」の測定タイミングは「30秒に1回くらい」、「子機」と「親機」の通信は「3分に1回くらい」ですが、「凍結防止」が目的なら十分でしょう。
 更に、設定した温度を「上回ったとき」や「下回ったとき」に「親機」のブザーが鳴るような機能もあり、例えば「0℃」を下回ったらブザーが鳴るように設定しておいて、その際には「蛇口を緩め、割り箸くらいの太さで水を流す」とか、「お湯を貯めて浴室の気温を上げる」などの対応をすれば、「¥80,000」の出費は回避できるのでは?と試しています。
(一般的な家電製品では、「0℃」か「5℃」あたりが動作保証温度の下限ですが、本製品は「-5℃」まで使用できるようです。)

 これも「AC100V」ではなく「単4の乾電池」(親機は4本、子機は3本) で動いていますので、「お風呂場に置きっぱなし」でも、感電や発火/火災などの心配は無いと思います。ちなみに電池は半年くらいは持つようで、「IPX4」の防水性能 (あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない) をもっています。

 

 もちろん、お風呂場の窓には「プチプチ」を張ることで、早朝の冷え込みの軽減を図っています。

 

 

 夏場には陽の当たる場所に置いて、温度をモニタしています。
 「体温を超える程の猛暑」とか云われますが、「気温」というのは「百葉箱の内部」のような「日陰の温度」であって、「陽の当たるところで、地面に近い場所」などでは、もっと温度が上がっているわけです。
 「水撒き」「草取り」「洗車」など、外で作業をしようとする場合などには、「要注意」です。

 

 屋外で水を捲いたり作業したりするときには、「気温」ではなく「実際の温度」を気にする必要があると思っています。
 でもあまりに高温のせいなのか、ワイヤレス接続が切れてしまうこともあるようで、そういった場合は、親機の電池を一旦外して、再度電池を入れてからペアリングすると復旧するようです。

 

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 これは、「EMPEX / エンペックス」製の「Window Thermo (TM-5609) 」

 

 

 中央に両面テープがあって、窓の外側に貼り付けるもので、窓を開けなくても、屋外の気温を確認できます。

 

 

 屋外が暗いと確認しにくいので、背面に白いシートを追加することで、温度を読み取り易くして、ガラス窓の外側に貼っています。

 

 

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