ここでは、カラーバリエーションを施したものなどを載せています。
日立のカセットテープです。
テープを保持する方法が独特で「PACLIP」という名称が付いています。
オーディオ用の高性能テープであれば、「Lo-D」ブランドで発売するところですが、これはそういった位置付けのものではないので、「HITACHI」ブランドで発売されたということなんでしょうね。
クリップ部分の下部中央を引っ張ると、クリップが開き、外すことができます。
クリップを挿入し、クリップの下部中央を押し込むことで、ハブを固定できます。
リーダーテープを見ると、「maxell」っぽいです。
通常の四角いケースは無くて、クリップでハブを留めるようになっています。
いつごろ入手したか覚えていませんが、実家にあったということは、管理人が就職する前の1980年代前半に購入したものかと思います。
これと同じ様な色のカセットテープは「Victor」や「SANYO」などからも発売されていましたが、高性能テープでもないのに、ヤフオクでは「未開封品」が¥3000/本くらいで取引されることがあるようです。
なんでこんなに高くなってしまったのですかね? まさかアニメ「けいおん!」の影響とは思えませんが.....
最近、このテープの未開封品を入手しました。
「FASHION TAPE」とされています。
かつて管理人が購入したときも、こういったパッケージだったはずなのですが、全く覚えていません。
この頃の「HITACHI」ロゴには、「亀の子マーク」が付いていましたが、今はこういった現代的なもの。
これが裏面。「パッ!」とはずせる「パックリップ」です。
「子供向け?」のようなパッケージングですが、「音楽専用テープ」が使われているそうです。
左から「UL」「UR」「PACLIP」「UD I」で、「PACLIP」のテープの色は「UL」とは異なりますが、「UR」「UD I」のどちらにも近く、「UR相当」なのか「UD I 相当」なのかは判断できません。
でも、ハーフ下部の特徴から、「UR相当なのでは?」と考えています。
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この「CUE」というテープは、カセットハーフ上の印字を見れば判るように、高性能をアピールしたものですが、高性能カセットには珍しく、外観は「白」を基調としています。
窓はアイボリーの半透明にしているので、こげ茶色のテープの色は「うっすら」としか見えません。
ケースも「白」と「白の半透明」です。
これが表側ですが、外からはインデックスカードが見えません。
中にインデックスカードはあるのですが、外からは見えません。
「はいからさんが通る オリジナル・サウンドトラック」が発売されたのは1987年12月のようで、当時レンタルCD屋さんで借りたものをテープに録ったものと思われます。
映画も観に行ったような記憶がありますが、ここ十数年は映画館に行ってないような気がしていて、管理人が最後に映画館に行ったのは「ファインディング
ニモ」?
「Cue」専用のケースのようです。
最近(2021年11月)、これの「未開封品?」と思われるものを入手しました。
中に見えるテープも似ていますが、パッケージの何処にも「日本語表記」がありませんので、こちらは「海外向け?」という可能性も無くはありません。
「SF」のテープが使われているようです。
ハーフの形状から推測すると、このバージョンの「SF」からの展開でしょうか?
これの「カラーバリエーション」とも言えます。
新設計H型多面接合ハーフ、SPRメカ (Super Precision Rigidity Cassette Mechanism) とのこと。
「This cassette features new style cassette case and index label to match your personal taste.」というのがコンセプトのようです。
「new style cassette case」というのは、白いプラケースのことでしょうけど、「new style index label」というのがこれ。
上から「A」「C」「B」のブロックに分かれていて、このように貼って使うように想定されています。
これが「実用的」だったかはともかく、「ユニークなカセットテープのひとつ」だったと思います。
でも、このカセットテープを何本も購入して表にラベルを貼るよりは、「真っ白なケース」に似合うアルバム (例えば、クリスマスにちなんだものとか?)
を録音して「真っ白なケースのまま」で使うほうが「オシャレ」な感じがします。
その使い方だと、大量には売れませんけどね.....