ここでも、カセットテープの「見本品?」「非売品?」といったものを紹介します。
これは「National」から発売された「オングローム」の非売品で、「未・体・験・サ・ウ・ン・ド・!」とのこと。
左下に「椰子の木?」が見えますが.....
「夏の特選品フェア」のキャンペーン商品だったようです。
当時の「ナショナル店会の店」(現在の「パナソニックの店」) で、お得意様に配られたのでしょうかね?
当時の「National / Technics」ブランドのカセットテープというのは、「キャラメルの押し型のハーフ」で、「TDKからのOEM購入品?」と思えたのですが.....
「オングローム」は「世界初の蒸着テープ」なのですから、「Nationalが総力を挙げて開発した?」オリジナル商品のように思え、初代の「オングローム・カセット」は、見た目にも大きな特徴がありました。
これは「非売品」の「オングローム・カセット」ですが、個性が少なくなったような?
このカセットテープが頒布された頃は、「透明なハーフ」も一般的になっていたのでしょう。
これは裏面で、「National」のカセットには珍しい「A面」「B面」表示です。
「インデックスカード」も「A」「B」表示です。
しかしながら、ハーフに貼り付けるラベルは、なぜか「1」「2」表示。
他のカセットテープのものを流用したのでしょうか?
「無料のもの」だったでしょうから、どこからもクレームは来なかったかと思いますが.....
「銀色に輝く」とアピールされていて、
良く見ると、テープ面が「チカチカ」しているようにも見えます。
上から「初代MA-R」「初代オングローム」「非売品オングローム」ですが、オングロームは、メタルテープよりも更に「チカチカ」しているように思います。
でも、その後「National」ブランド以外から、「オングローム・カセット」は発売されなかったように記憶しています。
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これは、富士フイルムから発売されていた「FR-I」の見本品。
「エキサイトの輝き」というのが、「FR-I」のキャッチフレーズだったのでしょうか?
でも、インデックスカードにはそういった表記はないので、「見本品」だけのキャッチフレーズだったのかもしれません。
収録された曲目は、こういった感じなのですが、残念ながら「A面」には、別の曲が上書きされていました。
オークションでカセットテープを入手した場合、そういうこともあります。