これは、Victorから発売されていたカセットテープ。
Victorのカセットデッキのカタログに掲載されていたので、昔から知ってはいましたが、ずっと実物を見たことはなく、最近ヤフオクで入手したものです。
モノクロのパッケージが地味で、全部が大文字の「VICTOR」のロゴが懐かしいです。
テープはこんな感じです。
「C-90LN」の字体が、「昭和っぽく」感じます。
パッケージに印刷されているグラフですが、「22kHzあたりまで伸びている?」ようにも読み取れます。
「従来製品よりノイズが抑えられています」あるいは「従来製品よりも高域が伸びています」というアピールか?と想像しますが、縦軸にも横軸にも数字がなく、インデックスカード上にも周波数特性やノイズレベルに関するや記載がないので「実測値」ではなく「イメージ」なのかもしれません。
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これもVictorから発売されていたカセットテープで、パッケージが縦にデザインされています。
パッケージが縦にデザインされたカセットテープは多くはありませんし、この頃の外装フィルムは透明だったので、特徴のあるパッケージの外観は、開封しても「そのまま」です。
カセットテープ本体は、一般的な横型のデザインですが、ラベルを貼る位置がちょっと変わっていますよね。
このテープには「PRO.」というバージョンもありました。
こちらは、カセットテープ本体も、縦型にデザインされています。
インデックスカードの説明を見る限りは、Victorオリジナルのテープが使用されているように思います。
この2つ、テープはおそらく同じもので、「PRO.」は、ハーフが「より高精度」になっていて、TDKの「MA-R」と「MA」のような位置付けだったのでは?と思っています。