カラーバリエーション (3)

 これは、「収録時間によって色を変える」というテープで、左上から60min(水色) / 120min(紫) / 54min(赤) / 70min(黄) / 46min (オレンジ)。
 これ以外に、64min(紫) / 74min(オレンジ) / 80min(赤) / 90min(水色) / 150min(黄) もあったようです。

 

 

 後には、このようなバージョンも発売されていました。上と比べると色付け部と乳白色部を逆にし、やや淡い色に変更しています。
 左上から60min(水色) / 64min(紫) / 54min(ピンク) /150min(黄緑) / 74min (オレンジ)。
 これ以外に、46min(オレンジ) / 70min(黄緑) / 80min(ピンク) / 90min(水色) / 120min(紫) もあったようで、カラーバリエーションの「黄」は、「黄緑」に変更されています。 

 

 カラーバリエーションを施したカセットテープの中では、AXIAのこれらの製品が管理人は一番好みです。
 なお、メタルテープのような「高性能タイプ」ではないので、Amazonなどで在庫があれば通常価格で入手できますし、ヤフオクでもそんなに高値にはなっていません。

 現品で確認できる限り、当時「150分」までのテープがあったことが判ります。
 でも「60分」に対して、厚みが約1/2.5になっているわけですから、性能や耐久性は不利なのでは?と考えた管理人は、90minを超えるテープで録音したことはありません。

 

 

 「収録時間によって色を変える」テープはTDKにもあり、これは「CDing 2」というもの
 こちらは色だけではなく、デザインも変えています。
 これ以外に、10min (60minと同色) / 50min (120minと同色) / 64min (90minと同色) / 70min (120minと同色) / 74min (54minと同色) / 80min (46minと同色) / 150min (60minと同色) がありました。

 

 

 

 これはTDKから発売されていた「ROKU」という製品。 

 

 「10min」のバージョンもあったようで、Webにある写真を見る限り、「無色のハーフにグレーの文字」だったようです。

 

 

 

 これは、「Chujitsuya」ブランドで販売されていたもの。
 ヤフオクで入手したものですが、おそらくスーパーマーケット「忠実屋」で販売されていたものと思われます。
 メタリックな仕上げで、「油性ペンをお使いください」と記載されています。
 他の色もあったのかもしれません。

 

 

 ケースにもカセットテープと同様の色が付けられていました。

 

 

 

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 これは、DENONから発売されていた「P・A・S・T・E・L・L・I・V・E」というもの。

 

 「昭和60年9月作成」のカタログに拠れば、色展開はこの5色で、「R (レッド) 」と「B (ブルー) 」には、90minのバージョンもあったようです。

 

 

 インデックスカードの配色も変えています。

 

 

 

 

 ケースにも淡い色が付けられています。

 

 

 

 カセットハーフの右上に「DX1」という表示も見え、「DXシリーズ」のローエンドであった「DX1」のカラーバリエーションなのでしょう。
 ちなみに「DX1」は、「音楽専用」ではなく「音楽用カセット」という位置付けでした。

 

 

 

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 これは、maxellから発売されていた「FRILL」というものですが、単なる「カラーバリエーション」ではなく、それぞれで外装フィルムのデザインを大きく変えていますので、このカセットテープの見た目の特徴を伝えるには、各々の未開封品が不可欠です (笑) 。

 

 但し、これ以外の色もあったのかは不明です。

 

 

 裏面のデザインも変えています。

 

 

 これが底面。

 

 

 これが上面。

 

 

 これが側面。

 

 

 

 インデックスカードのデザインも変えていて、外装フィルムの違いのようなものが若干残ります。
 「緑バージョン」は、今のところ1本しか持っていないので「未開封」のままですが、「未記入のインデックスカードが残っている開封品」が安価に入手出来たら追加します。

 

 

 

 インデックスカードを裏返すと、これも異なるデザインで、フォントを変えています。

 

 なお、「プラケース」の色は変えていないようです、全部「無色透明」です。

 

 

 添付されるインデックスラベルも、もちろん色が違います。

 

 

 これが、カセットテープ本体。

 

 

 

 

 

 ハーフの色だけでなく、リールやローラーの色も変えていますが、ハーフ上のデザインは同じみたいです。

 

 

 管理人が、開封済のこのカセットを入手してから、4年くらい掛かって、ようやくここまで揃いました。

 

 これを入手したときには、色毎に「外装フィルムを、こんなに変えている」とは知りませんでした。

 

 

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 これは、「SWIRE CASSETTES LTD. H.K」から発売されていたもの。
 香港 (Hong Kong) のメーカーだったのかもしれません。
 ポップなデザインのレーベルですが、「MELODIC」という商品名が大きすぎて、録音内容などをどこに書き込んだらいいのやら.....

 

 ケースにも色が付いています。

 

 

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