販促品? (1)

 ここに紹介するカセットテープは、「カセットテープ」や「CD」「オーディオ機器」などを売り込もうとしているのではありません。

 

 これは、「バドワイザー」を何本か買うと貰えたのでしょうか?

 

 

 これは、カセットテープ本体

 

 

 

 

 パッケージです。

 

 

 

 「トッパンディスプレイ(株)」とは、凸版印刷株式会社を中心とする「トッパングループ」のひとつのようですが、今は無いみたいで、社名変更しているか、別のグループ会社に併合されたかと思います。

 

 

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 これは、「栄養ドリンク」の販促品でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 裏面には「製造元:TDK株式会社」と記載されています。
 「非売品」ということは、やはり「アリナミンVドリンク」を何本か購入すると、もらえたのでしょうかね。

 

 

 

 ハーフをよく見ると、右上隅と右下隅の特徴から、TDKから発売されていた「D」の最終バージョンと同等品と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 これは、「ワインの販促品」かと思われます。

 

 

 パッケージの上部に大きな穴があることから考えると、「ワインのおまけ」として、こんな風に瓶に添付されていたのかもしれません。

 

 

 

 「ワインの販促品」ですから、パッケージにも本体にも「葡萄」がデザインされています。

 

 

 

 「TYPE I 」と記載されていますから、メタルテープが登場してから作られたものかと思います。
 「片面で15分」という録音時間は短いような気もしますが、CDシングルの全曲を入れるのには、丁度良かったのでしょうかね?

 

 

 「サントネージュワイン」は、現在は「サントネージュワイン株式会社」で製造され、アサヒビールが販売者になっていますが、このカセットテープがリリースされた頃は「協和発酵工業株式会社」が製造/販売を行っていたようです。

 

 

 

 Wikipediaさんなどの情報に拠れば、「協和発酵工業株式会社」は、2002年に酒類事業をアサヒビールへ譲渡したようです。

 

 

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 これは、コカコーラーの販促品だったんでしょうか? A面はコカコーラで.....

 

 

 B面はファンタ、そういえばこんな「ロゴ」だった頃もありました。

 

 

 この格子縞があるということは、もしかしたら「TDK製 なのカモ?」です。

 

 

 こんなケースに入っていました。

 

 

 「Tokyo Disneyland の開業5周年」である1988年に作られたもののようです。

 

 

 

 「日本コカ・コーラ株式会社」は、「東京ディズニーランド」にある「スペース・マウンテン」などのオフィシャルスポンサーになっているので、その関係でこういったものが作れたのでしょうね。
 なお、このカセットテープはオークションで入手したものですので、当時どのように頒布されたのかは判りません。

 

 どういう訳だか、「飲み物の販促品?」と思われるカセットテープばかりが集まってしまいました。

 

 オークションサイトには、「食べ物」や、「クルマ」などの工業製品の販売を促進するカセットテープもあるようなのですが、「管理人の持つ思い出」と「出品価格」のバランスを考えると、「手が出ないもの」ばっかででしたが、2022年末頃にこれを入手しました。

 

 

 1980年代頃には、下に示すカセットテープの様に、オープンリールテープに似せたデザインのものもありましたが、上のは蒸気機関車の車輪に似せてあります。
 左右の車輪の形が違うのは、鉄道に詳しい方なら「納得のデザイン」かもしれませんが、管理人にはその理由が判りません (笑) 。

 

 

 ちなみに、こちらが裏面。

 

 テープの残量が全くわからないので、エアチェックなどには適しませんが、そういう問題ではありません (笑) 。

 

 

 「SL奥久慈号 運転一周年記念」に発売された「子供の日記念乗車券」に含まれていたものです。

 

 「S61 55」とは、「昭和61年 5月 5日」という意味でしょうかね?

 

 

 中には、切符も入っています。

 

 

 「水戸 ー 常陸大子」間の往復切符ですが、昭和61年に作られたようです。

 

 「常陸大子」は「ひたちだいご」と読み、水戸から福島県郡山にある「安積永盛駅(あさかながもりえき)」までを繋ぐ水郡線の茨城県久慈郡大子町大字大子にある駅。
 茨城に6年程住んでいたことのある管理人は、水郡線に乗ったことはありませんが、水戸駅には週に1回は出かけていましたので、「水郡線」も「常陸大子」も聴き慣れた名称です。
 昭和61年だったら管理人は神奈川県民でしたので、「SL奥久慈号」に関してリアルタイムでの記憶はなく、いつ頃までどのくらいの頻度で運行されていたのかはわかりませんし、当時は将来茨城に住むことになるとは考えてもいませんでした。

 

 

 日本国有鉄道 (今の「JR」で、当時は「JNR」が略称) の水戸鉄道管理局が企画したようです。

 

 

 これが収録内容で、ブランクテープではありません。
 A面内にはクイズがあり、その答えも記載されています。

 

 

 こんな封筒に入っていましたが、当時の郵便番号は5ケタでしたね。

 

 

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