現在販売中のもの (3)

 maxellの「UR」ですが、最近リニューアルされたようです。

 

 

 「タイムラインナップ」は4品種

 

 

 外装フィルムだけでなく、カセットテープ本体もリニューアルされています。(下がリニューアル品。)

 

 

 

 これは、リニューアル前のバージョン。
 リニューアルされた「UR」は、「事務的な印象」から「ちょっと都会的でオシャレ」になったんでしょうか?
 録音時間によって、用途が変化していて、音楽は46min以上、おけいこは30min以下ということのようです。

 

 

 このパッケージのとき「タイムラインナップ」は6品種ありましたが、「日立マクセル (株) 」のものと「マクセル株式会社」のものがあります。

 

 

 

 かつては「8品種」あったこともあり、この頃は「テープが韓国製」「組立が日本」。

 

 

 

 Web上の情報に拠れば、2017年10月から「日立」が取れたようなのですが、住所も電話番号も同じなので、「maxell の組織全体」は何も変わっていないということなのでしょう。

 側面に「maxell UR-10M」の表示があるものが「マクセル株式会社」から発売されたもの。

 

 

 外装フィルムを捨ててしまっていても、「タイトルラベル」が残っていれば.....

 

 

 裏側を見ると、判ります。

 

 「こんなことにこだわっても、意味が無いのでは?」とお思いでしょうが.....

 

 

 よく見ると、「テープの色が変わっている?」ように見えるんです。

 

 左が「日立マクセル (株) 」時代の「UR 46min」、右が「マクセル株式会社」時代の「UR 10min」ですが、右の方がやや明るい色に見えます。
 カセットテープ本体やパッケージの外見は変わっていないのに、このとき磁性体が変わったのでは?と思われ、磁性体が変われば、「特性も変わる」「音も変わる」のではないでしょうかね?
 「NAGAOKA」ブランドのカセットテープと同様で、性能向上? コストダウン? あるいは、従来の材料が入手困難になり変更になったのでしょうか?

 

 

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 話は、最近リニューアルされた「UR」に戻りますが.....

 奥から「日立マクセル (株) 時代の UR」、「マクセル株式会社 時代の UR」、「最近リニューアルされた UR」ですが、今回のリニューアルではテープの色は変わっていないように見えます。 

 

 

 「デジタル顕微鏡で撮影したもの」も、いずれ追加予定です。
 また「ユニークなコンセプト (6) 」や「テープ面の拡大写真 (1) 」の記事についても、これを反映したものにUpdate予定です。

 

 

 

 

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