これも管理人が持っているカセットテープですが、保管状態が悪いと、こんなことに.....
これは実家にあったカセットテープですが、両親が家のリフォームをした以降、空調のない場所に「おそらく10年以上置かれていた」もので、夏場に「高温多湿」に晒された為に、腐食したものと思われます。
恥ずかしながら、長い間「放置プレイ」でした。
レーベルが「紙」のものは大丈夫ですが、レーベルが「金属箔?」で出来た「グレードの高い」カセットテープに限って、保管環境が良くないと、こういったことが起きる場合があります。
上に示したブランド以外のカセットテープでも、下記のように劣化は起きていますので、特定のブランドだけで起きているわけではないようです。(上から、FUJI、DENON、SONY)
また、SONYのカセットテープの場合、「メタリック」に仕上げられたインデックスカードが劣化している場合があります。
この頃のSONYのカセットテープのレーベルは、ローエンドの「Low Noise」から、ハイエンドの「Duad」まで、全て「紙」でしたので、レーベル部が痛むことはないようです。
メーカーでも気が付いた為かどうかはわかりませんが、もうちょっと後の世代のカセットテープでは、「透明フィルムと金属箔?」といった「キラキラしたもの」から、「地味なもの、モノトーンっぽいもの」に変わっていったようです。(あるいは、単純にコストダウンのためだったのですかね?)
SONYでも「メタリック仕上げ」でないインデックスカードに変わっていったようです。
でも管理人の個人的な感想としては、盛んにFMのエアチェックを行っていた頃の、「キラキラしたカセットテープ」の方が好みです。
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これまた「恥ずかしい」事例ですが、実家で長期間ケースに入れずに放置されていた物。
同じ場所が、長年にわたり、「夏場の高温多湿」にさらされていたので、テープ面がボロボロです。
テープがパッドに貼り付いていたので、一旦ハーフを分解し、丁寧に剥がしました。
他の部分は良好です。
再生してみると、ボロボロになった部分では、「モゴモゴ」とした音になってしまいますが、持っているレコードをダビングしたものでしたので、取り返しの付かないことにはなっていません。
カセットテープは、ちゃんとケースに入れて保管しておきましょうね。
どちらかのリールに完全に巻き取っておくと、更に安心です。
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ヤフオクに出品されている多くのカセットテープは、保管状態が良好で、このページで示したような劣化は起きていないものが殆どですが、せっかく高値で落札しても、その後の保管状態が適切でないと、あ”~~っつ!!なんて場合もあり得ますので、気をつけてくださいね。