ここでは、家電量販店やホームセンター、100均などで「現在も入手できる」カセットテープを載せています。
但し、本サイトを開設して「約4年」経過していますので、サイトに掲載した当時は「販売中」でも、その後「市場から消えているもの」もあるかと思います。
性能的には「ローエンド」ですので、「高性能なもの」を使いたい方には、昔発売されていたメタルテープなどが求められていて、オークションなどで高値で取引されているのでしょう。
これはmaxellの「UR」で、原産国表示は、「インドネシア」と記載されています。
とある店では、10min /20min / 30min / 46min / 60min / 90minのバリエーションがあり、「1本売り」と「4本パック品
(90minは3本パック)」が置いてありました。
これは上の「UR」のひとつ前のバージョンで、何がが違うのか?というと、まず外装パッケージ上に「はっきり録音」が大きめに印刷されていて、原産国表示は「テープ:韓国、組立:日本」と記載されています。
(リサイクルショップにありました)
ハーフをよく見ると、「GREAT FOR EVERY RECORDING」などの字体が上記のものとは異なりローマン調になっており、色も上記よりは明るいグレーで、真ん中に「ヘソ」があります。
また、ハーフの四隅は「ネジ止め」ではないですから、上記とは別の金型で作っているものと考えられます。
ハーフの上部には「ハイポジ」や「メタル」にも展開できるよう、「入れ子」対応で検出穴を設けたり塞いだり出来るようにしていたのでは?と思われる「スジ」が見られます。
これが、「同じ金型で作ったのでは?」と管理人が推測していている、maxellの「MY 2」という「ハイポジ」のテープですが、「原産国:日本」で、ハーフの真ん中にヘソがあり、ヘソの付近に縦に目盛りが入っている点が、上の「UR」と似ています。
管理人が持っていないだけで、「メタルテープへの展開」もあったのかもしれません。
「はっきり録音」が大きく記載された「UR」にも、管理人が知る限り、3つのバージョンがあり、
1) 原産国表示が「テープ:韓国、組立:日本」、「GREAT FOR EVERY RECORDING」などの字体がローマン調フォント、「日本記録メディア工業会の環境配慮自主基準の適合」の記載あり
2) 原産国表示が「韓国」、「GREAT FOR EVERY RECORDING」などの字体がローマン調フォント、「日本記録メディア工業会の環境配慮自主基準の適合」の記載なし
3) 原産国表示が「テープ:韓国、組立:インドネシア」、「GREAT FOR EVERY RECORDING」などの字体がゴシック調フォント、「日本記録メディア工業会の環境配慮自主基準の適合」の記載なし
があるようで、現行「UR」の原産国表示は「インドネシア」ですから、「よりコストの掛からない生産方法」へと段階的に移行していったものと思われます。
これはmaxellの「UL」で、原産国は「テープ:韓国、組立:インドネシア」と記載されています。
10min / 60min / 90minのバリエーションがありますが、管理人は、まだ「1本売り」は見たことがありません。
「UR」と「UL」で位置付けがどう違うのか、管理人は良くわかっていなくて調査中ですが、maxellのwebサイトに拠れば、「UL」は生産が終了していて流通在庫だけのようです。
これは、「Daiso」や「Seria」で販売されているものですが、中身はmaxellの「UL」で、ハーフには「maxell」「UL」と記載されています。maxellから発売されている本家の「UL」は、今のところ「1本売り」は見たことがありませんが、こちらは1本ずつ購入できます。
本家の「UL」と同じく、原産国は「テープ:韓国、組立:インドネシア」と記載されています。
何件かの100均で探してみましたが、本家maxellにあった「90min」は、このパッケージでは、まだ見たことがありません。
本家の「UL」と同じく、これも「流通在庫だけ」なのかもしれません。
.....と思っていたのですが、最近「マクセル株式会社」から発売されたものを「100均」で見つけました。
原産国表示は「インドネシア」。
「日立マクセル」から発売されていたものと比べると、テープの色が異なります。
左が「マクセル株式会社」、右が「日立マクセル株式会社」から発売されたもの。
「UR」と同じ様な変化をしているような気がしますが、「UR」と「UL」の位置付けの違いは、管理人にはよく判りません。
性能的には同じでも「販路」が違うのかもしれません。
左から「日立マクセル の UR60」「日立マクセル のUL10」「マクセル の UR10」「マクセル の UL60」ですが、「UR」と「UL」の違いよりは、「日立マクセル」時代と「マクセル時代」の差の方が判り易いように思います。
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これは、「Daiso」ブランドで販売されているもので、原産国はインドネシアと記載されています。
「Daiso」という文字は外装フィルムにしか記載されていません。開封後は外装フィルムは捨ててしまうでしょうから、そうすると、誰が販売したものなのか全くわからなくなります。
10min / 60min以外があるのかは確認中です。
カセットを良く見ると、ハブが「UR」「UL」と同じもののように見えますし、ハーフも色は違いますが(乳白色/透明)、細部の形状を良く見ると「UR」「UL」のハーフが持つ特徴とよく似ています。
ハーフの下部中央部分だけ「ネジ止めではない」というのも、maxellの「UR」「UL」と共通しています。
なお、ケースはスリムタイプで、「UR」「UL」のものとは異なります。
ハーフ上に「G-134」と印刷されていますが、「Daiso」で売られているCD/DVDケースなど、カセットテープ以外のものにも同様の表記が見られます。
仕入先を表すコードのようなものではないか?と想像しています
これも、「Daiso」ブランドで販売されているもので、原産国は「韓国」と記載されています。
90min 以外の展開は、管理人は今のところ見ていません。
このカセットテープのケースですが、ポリエチレンのような、ちょっと柔らかい材料で出来ていて、形状も他とは異なっています。
これも「Daiso」ブランドのテープ (原産國:韓国) ですが、上のテープと似たハーフで、ケースも同様です。
このテープと上のテープはインデックスカードの色が違うものの印刷内容が全く同じで、パッケージデザインが異なりますが、中身はほぼ同じ?かと思われます。
このテープと上のテープにはレーベル下部中央に「K187」の記載が見えます。
最近 (2017年9月) 、このテープの80minタイプも現れました。
「新しいバージョンが出てくる」ということは、「今も売れている、需要がある」ということなのでしょうかね?
予想外のコトで、「古いモノ好き」な管理人にとっては、「嬉しいコト」です。
更に、このテープの90minタイプも現れました。
地味な「抹茶色」のカラーリングですが、「新しいバージョンが出てくる」ということは、管理人にとっては、「嬉しいコト」です。
これは、「Watts」や「ビックカメラ」で販売されていて、薦田 (こもだ) 紙工業株式会社から発売されているものです。
「MADE IN KOREA」と記載されていますが、ハーフも色が違うものの上のものと同じ形状に見え、窓も同じ様に見え、更にケースが上の「Daiso」ブランドと同じで.....と、共通する部分が多いです。 10min
(紫) / 20min (オレンジ) / 60min (水色) / 90min (ライトグリーン) があります。
これは最近 (2020年8月) 、「TSUTAYA」で見つけたもの。
「(株) ヴァーテックス」という日本の会社が扱っているようですが、原産国は「韓国」です。
これが、中にあるカセットテープ。
ケースの形も独特で、「Daiso」で売られていたものと共通する点が多いように思います。
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これは、ビックカメラで販売されていたもので、10本で¥880です。
輸入事業者が「株式会社 磁気研究所」で、原産国が中国です。
大きな外装フィルムの側面には、サポートセンターのURL、e-mail、TEL (日本国内) が記載されています。
昔はAMのラジオ番組を録音するために、「10本で¥1000」のテープを買っていたこともありましたが、かつての「AD-S」のようなハーフとシートが透明になったカセットテープが、(性能はともかくとして)
今では\100/本以下なんですね。
今のご時世で「カセットに録音する人」というと、パソコンとかを使わない年配の方だけなのかもしれませんが.....
これも上と同じ、「HIDISC」というブランドのもので、輸入事業者が「株式会社 磁気研究所」、原産国が中国と書かれています。
でも上と下の2つの写真を見ただけで、3種類の「Hi DiSC」のロゴがあります (上に2種類、下に1種類) 。
日本のメーカーだったら「商標登録」して、統一したものを使うと思うのですが、そのあたりは気にしないのですかね。
このカセットテープのハーフ上にも「G-134」と印刷されています。
乳白色のハーフに「NORMAL POSITION TYPE I」という字体や、丸の中に記載された録音時間を示す字体が、「Daiso」のものと似ていますが、ハブやハーフ、内部のシートは異なっています。ハーフの下部中央部分も「ネジ止め」されていますしね。
まさか.....とは思いますが、「Daiso」のテープに似せて作ったとか?