これは「外観が似ている」のではなく、「ネーミングが似ている」ような.....
まずは、TDKから発売されていた「CDing」というカセットテープです。
これ以外にもいくつものバージョンがあるようで、ロングセラーだったのでしょう。
「1」はノーマルポジション、「2」「II」はハイポジです。
これが裏面ですが、「CD録音にピッタリ」というのが「ウリ」です。
上の写真に示す「CDing1」「CDing2」って、「10min」から「150min」まで「12」ものバリエーションがあったんですね。
上の写真に示す「CDing-II」では、ケースが横に開くのがユニークでした。
「CDing - Metal」というのもあり、これも横に開くバージョン。
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これはSONYから発売されていた「CD ix II」
「CD ix II」にもいくつかのバージョンがありますが、このバージョンでは「SLIDE CASE」がユニークです。
これも「II」とは「ハイポジ / TYPE II」のことで、「CD ix I」もあったようですが、「ix」って何を表すのですかね?
「CD ix II」には、こういったバージョンもありました。
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これはmaxellから発売されていた「CD's II」
「CD Quality Sound by CD's」というのがキャッチフレーズでしょうか?
これは「1本」しか持っていないので、開けられません (笑) 。
外装フィルム上に記載された情報は、開封すると失われてしまいますからね。
「II」とは「ハイポジ / TYPE II」のことで、「CD's I」「Metal CD's」もあったようです。
ちなみにこれは、「アクセサリなど (1) 」で紹介した「分卓」の裏面。
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これは「DENON」から発売されていた「C'Do >> 2」というものです、
「C'Do」とは「カセット・ドゥー」と云うことのようです。
これがカセットテープ本体。
「>>」も名前の一部です。
でも「カセット・ドゥー」とは、読みにくいですね。
緑を基調にしたパッケージの「C'Do >> 1」(ノーマルポジション) もありました。
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これは太陽誘電から「That's」ブランドで発売されていたカセットテープのひとつ「CD-IS」。
この形状で「メタルバージョン」の未開封品は、今も高値で取引されているようです。
「I」とは「ノーマル / TYPE I」のことで、「CD-IIS」もあったようです。
管理人がカセットテープを買うようになった頃は、「AD / SA」⇒「TDK」、「HF」⇒「SONY」、「UD / XL」⇒「maxell」、「DX」⇒「DENON」で、こういった名称はメタルテープが登場する前から使われていて、管理人にとっては、馴染みのある名称です。
こういった名称が他の有名ブランドで使われることは無かったかと思いますが、「CD」という名称なら、どのメーカーでも使うことが出来、「CDing」「CD
ix」「CD's」「C'Do 」「CD-IS」といった、似たようなネーミングのカセットが発売されたのでしょうかね?
どれも「高域が伸び」「録音時間のバリエーションが豊富」といった理由から「CDから録音するのにピッタリ」というのが、アピールポイントだったのでしょうけど.....
「CD ○○」を買ってきてと頼まれて、お店に行ったときに、間違えて「CD △△」を買ってしまうこともあったカモ?です。
メーカー名まで聞いていれば、間違えることはなかったと思いますけどね.....