ユニークなコンセプト (4)

 ここでは、「アウトドアでの使用を想定していた」と思われるカセットテープを紹介しています。

 

 まずこれは、DENONから発売されていた、「HANDY POCKET 50」というもの。 

 

「HANDY POCKET」というのは愛称で、正式な製品名は「GX」、「-R50」は「赤バージョンの50min」と言う意味のようです。

 

 

 外装フィルムを取るとこういった感じですが、プラケースの中にも、カセットテープ以外に何かあります。

 

 

 

 これが、プラケースから取り出した状態。

 

 

 

 これが裏面。

 

 

 

 これが、内部のケース (「ハンディホルダー」と呼ばれていました) とカセットを切り離した状態です。

 

 

 

 「ハンディホルダー」を取り付けても、カセットテープの最大厚み内に収まりますので、一般的なプラケースが使えます。

 

 

 

 

 

 

 

 「アウトドアにはケースは要らない」というコンセプトだったようで、「ハンディホルダーを付けた状態でポケットに入れる」といった使い方を提案していました。
 あ、でも一番上の写真をよく見ると、外装フィルム上では「ハンディホルダー」ではなく「SNAP-ON CASSETTE COVER」と表現されています。

 

 

 「ハンディホルダー」が付いているので、ケース側には「ハブの回転を防止するための突起」がありません。

 

 

 ラベルについても、カセットテープの色に合わせているようです。

 

 

 

 これがカラーバリエーションで、上から「黒」(GX-50)、「黄」(GX-Y50)、「赤」(GX-R50)。

 

 

 

 

 

 

 

 これが背面ですが、ポケットに入れる「カセットテープの色」を変えています。

 

 

 レーベルの色も変えていますが、「黒」バージョンは一部使用済み。

 

 

 

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 これはSONYから発売されていた「CD ix II」のバージョンのひとつ。

 

 

 ハーフ上に印刷されたモノトーンの写真はそれぞれ異なっていて、「横方向」に印刷されているものと「縦方向」に印刷されたものがあります。

 

 

 

 

 「B面」の写真も異なりますが、凝視しないと何が映っているのかよく判らないような写真ですので、映っているものに深い意味は無いと思われます。
 カラーバリエーションに、ちょっと変化を加えて「アートっぽくした」ということなのでしょうか?

 

 

 

 録音時間については、ここにある7種類以外に、46min / 70min などがあったのかもしれません。

 

 

 でも、このカセットテープの最大の特徴は「カラーバリエーション」ではなく、「SLIDE CASE」といって.....

 

 

 カセットテープを横方向に出し入れすること。

 

 

 「B面」はもちろん、

 

 

 「上下逆」でも出し入れできます。

 

 

 ケースの中に爪があって、

 

 

 こんな風にハブに引っ掛かります。

 

 

 「上下逆」に入れても、引っ掛かります。

 

 

 これがパッケージで、「CD ix II」のバージョンのひとつ。

 

 「CD ix II」にも様々なバージョンがありますが、これは「高性能」「高品質」と云うよりは、「Pop感」「若者向け感」が強いように管理人は感じ、Jazz や Classsic を録音するのではなく、若い方がPops や Rockなどを録音して屋外で聴くような使い方を想定しているような気がします。
 あ、もちろん「見た目の印象」だけで言ってますよ (笑) 。

 

 

 

 パッケージの左下に「SLIDE CASE」と記載されています。

 

 

 パッケージの裏面には、本製品の特徴が書かれています。

 

 品名は「C-xxCDX2G」というもので、末尾の「G」というのが、このバージョンを指すのでしょう。
 なお、管理人が知らないだけで、「CD ix II」の他のバージョンや、他のカセットテープにも「SLIDE CASE」を採用したものがあったかもしれません。

 

 

 

 なお、別バージョンの「CD ix II」には、「パカッ」と開くものもあります。
 というか、スライドケースを採用しているのは、「G バージョンだけ」なのかもしれません。 

 

 

 

 ケースは柔らかいので、落としても割れないと思いますし、カセットテープが飛び出すこともないと思われ、アウトドアでの使用には向いていますね。

 

 

 

 このカセットテープを使うにあたって、ちょっと不便?かと思うのが.....

 

 パッケージを開けてみると判りますが、ラベルが「SLIDE CASE」を囲むように封入されていて.....

 

 

 開封後、ラベルは「SLIDE CASE」内には収納出来ません。

 

 

 ラベルの保管方法には、ちょっと困ってしまいます。
 すぐに記入して、ケースに貼ってしまえば良いのでしょうけど.....
 オークションなどで「開封済品」を入手した場合、貼り付ける前のラベルが付いていることは稀かと思われます。

 

 もしかしたら、これが不評で、「CD ix II」の「1バージョン (Gバージョン) だけ」になってしまったのかもしれませんが、「ユニークなカセットテープのひとつ」だったかと思います。
 でも管理人は、こーゆー「ユニーク」なのが「大好き」なんですよ (笑) 。

 

 

 

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